お知らせ一覧

冬の養生 小寒1/6~1/19のころ

冬至が過ぎて寒さが次第に厳しくなるころです。

小寒に節に入ることを「寒の入り」といい、立春までの1ヶ月が「寒の内」です。

1/7は「春の七草」である

せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すすな、すずしろ

を入れた七草がゆを食べ、新しい年の健康を祈ります。

春の七草はお正月にムリをさせた内臓を休ませるために

胃腸を休める意味があるとも言われています。

平安時代から季節と健康と食べものは結びついていたんですね。

新年のスタートであるこの時期は、まず内臓の疲れをいやして

体に新鮮なエネルギーを送れるように調整しましょう♪

※1/7だけでなく、おかゆはいつ食べてもいいですから!

※おかゆは食べものです!しっかり噛んで食べましょう(*^_^*)

七草は“日本のハーブ”とも言われ、様々な効果が期待できる優秀な食材であることをご存じですか。

■せり
「食べると競り勝つことができる」という縁起物です。
ビタミンC、ミネラル、食物繊維などを豊富に含み、貧血防止や、生活習慣病の予防にも効果が期待できます。

■なずな
「撫でて穢れ(けがれ)を取り除く」とされ、別名はぺんぺん草です。
ビタミンB1、B2、ミネラル、食物繊維をバランス良く含んでおり、高血圧の予防や止血作用、整腸作用があります。

■ごぎょう
ごぎょう(御形)とは「仏様のからだ」という意味もある縁起物です。
鎮咳作用があり、風邪や気管支炎にも良いと言われています。

■はこべら(繁縷)
「繁」という漢字から「子孫繁栄」の願いが込められています。
たんぱく質やカルシウム、鉄などのミネラルを豊富に含み、止血作用や整腸作用があります。
汁で歯を磨くと歯にも良いと言われ、天然の歯磨き粉としても使えるそうです。

■ほとけのざ
仏様が座る「安座」に似ていることから縁起が良いとされています。
胃腸の働きを整えたり、高血圧の予防にも効果が期待できます。

■すずな
「すず」という字が入っていることから「神様を呼ぶ鈴」という由来があります。別名はかぶです。
葉は、カロテンやビタミンC、E、ミネラル、食物繊維が豊富に含まれています。
根は、カリウムやビタミン、食物繊維のほか、消化を助けてくれるアミラーゼ(でんぷん分解酵素)を含み、胃もたれや胸やけを防ぎます。

■すずしろ
その白さから「潔白」というイメージがあり、縁起の良い野菜とされています。別名は大根です。
自然の消化剤とも言われ、胃腸の働きを助ける酵素が豊富に含まれます。
また、がん予防に効果があると言われるオキシターゼなども含まれます。

胃腸の働きを整える栄養が含まれていて、お正月のご馳走で疲れた胃腸を癒してくれる、とても理にかなった行事食ですね。

胃腸を休めるためなので、新しく七草を買わなくてもOK!

お家にある葉っぱものを刻んでいれればOKですよ!(^^)!

寒灸 かんきゅう

そして皆さんにお伝えしたいのは「寒灸」

私もはじめて知りました!

寒の時期に降る雨は「寒の雨」と呼ばれ、体の芯まで冷え切ってしまう

冷たい雨です。

そこで昔の人は、

寒中のお灸はよく効く

といって、この時期にお灸をして体をほぐし、養生しました。

それを寒灸(寒のやいと)といいます。

寒さの厳しい季節を乗り切る知恵ですね。

「冷え」は今でも万病の元。

お灸に限らず、ゆっくり湯船につかったり、足もとや腰まわりを

温かくしたり、風邪などに気をつけて(*^_^*)

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冬至 年末年始の養生 痰飲

冬至は12/22だけでなく、12/22-1/5頃の期間のことです。

なので、毎日「ゆず風呂」に入っていいんです!

ただし、果汁をしぼってお肌に直接ぬりこむのはやめてください!!

お肌、激痛になっちゃいます。

あくまで香りを楽しんでください。

香りは皮に十分あります。

(銭湯でゆずの入っている布袋をしぼって、

お肌になすりつけているおばちゃんがいてびっくりしました)

寒さが一気に深まるこの時期、

忙しさも相まって、心身の負担ももっとも大きくなります。

この時期は、心臓を動かすためのエネルギーとなる「陽気」が減るため、

寒さ故の

  • 動悸
  • 胸の圧迫感
  • 息切れ
  • 不安感の強さ

などを感じるかも知れません。

本来「陽気」のかたまりである心臓に負担がかかるこの時期は

心疾患の既往のある方は、十分に気をつけてくださいね!

  • 動脈硬化のすすんだ高齢の方
  • 高血圧
  • 糖尿病
  • 肥満型
  • 睡眠不足の方

寒暖差によるヒートショックなどにも注意が必要です。

飲み物にも注意

意外に思われるかもしれませんが、飲み物も注意です。

体を温めようと温かい飲み物をたくさん飲んでも、最終的には体の熱を奪い

尿となって出ていきます。

(※冷たい飲み物はさらに体の熱を奪います!冷たい飲み物を飲んでも、温かい尿になって出てきますよね)

余分な水分は体の中で「痰飲」(たんいん)という物質に変わります。

中医学では肺や気管支から咳とともに出る「痰」以外に、体のあちこちに長く停滞している体液のことも「痰」と呼びます。「見えない痰」ともいいます。

水分代謝の低下による体液の停滞は、部位によって様々なトラブル招きます。胃腸に溜まれば胃がチャプチャプする、お腹がはる、吐き気、腸がグルグル鳴るという症状が起こります。
経絡に停滞すると痛みやしびれなどの症状を引き起こし、長期化するとこぶ状のしこりができることもあります。めまいにも関係が深く、特に回転性のめまいには体の余分な水をさばく漢方薬を用います。

痰飲は精神障害を招く場合もあり、胸苦しい、 不眠、多夢、憂うつ感、もうろうとするなどの症状とも関係が深いのです。これらの症状は雨の日や湿気が多い日に悪化する傾向があります。

水分代謝が停滞する原因は、冷え、疲れ、過食、甘いものや油濃いもの食べ過ぎ、内臓機能(特に 肺・胃腸・腎)の低下などさまざまで、舌をみると腫れぼったく大きかったり、苔が厚い人はまさに余分な体液の停滞サイン。このタイプは水 2リットル健康法などは余計体調が悪化するので水分補給は適度に、むしろ、体の水はけをよくすることが先決です。

痰飲の特徴は「冷やし、重い」

つまり体が冷えやすく、重くなります。

温かい飲み物だからといって、飲み過ぎにはご注意ください。

ましてや冷えたビールを何杯も飲むのは御法度。

ほどほどに、楽しんでくださいね!(^^)!

おすすめの食材                                  玄米、ハト麦、海藻、きのこ、たけのこ、根菜類(ごぼう、大根など)、アスパラガス、かぼちゃ、こんにゃく、緑豆、緑豆はるさめ、バナナ、山楂子、ウーロン茶、プーアル茶、ハト麦茶 

避けたり、控えたい食材                              肉類、卵黄、脂っぽいもの、魚卵、味の濃いもの、炭酸飲料、冷たい飲み物

汗をかくくらいの軽い運動

もちろん

三陰交、陰陵泉へのお灸、つぼ押しもgoodです!

胃腸を休ませる時間を作ってくださいね!

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お腹がちゃぷちゃぷいう

舌が腫れぼったい

私のことです

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食養生 酒は百薬の長? 酒は万病の元?

患者様で

「毎日お酒を飲む」という方がいらっしゃいます。

「不眠だから」と寝酒を習慣にされる方もいらっしゃいます。

おもしろTシャツ 酒は百薬の長なり。されど、万病の元なり ギフト プレゼント 面白 メンズ 半袖 無地 漢字 雑貨 名言 パロディ 文字  :FD3106:みかん箱 - 通販 - Yahoo!ショッピング

お酒にも良いところと悪いところがあります。

お酒の薬膳的効能には

  • 冷えた胃を温める
  • 寒気を散らす
  • 血行を促す
  • 筋肉痛をしずめる

などがあります。

胃腸が弱くて

冷え症で

血行が悪い方は

少しのお酒で食欲が出て、症状が改善されるでしょう。

ただ、もともとのぼせがちで熱っぽい方は

症状を悪化させる可能性があります。

控えるほうがいいですね。

知っておきたいお酒の効能

アルコールにはいつくか種類がありますが、

ここでは醸造酒の代表として、

日本酒、ワイン、ビールの東洋医学的観点を解説します。

日本酒(温性/甘辛苦)  

身体を温める、血の巡りをよくする、筋肉のこわばりを解消、等

ビール(寒性/苦辛)  

鬱を改善、ストレス解消、体の熱を冷やす

ワイン(温性/酸甘渋辛) 

身体を温める、気の巡りをよくする、関節の痛みを解消、等

寒い時期には日本酒かワインを選ばなくてはいけません。

また、性質の後に示した味の部分は五味といって、

生薬はすべてこの五味で分類されています。


「甘」は、疲れや痛みを軽減、気を補う働き
「辛」は、発汗作用で余分な熱や水を排出、代謝を上げる
「苦」は、解毒、解熱作用
「酸」は、気や汗を引き締める作用
酒はその種類によって「甘」、「辛」があり、それによって効能が少し違ってきますが、疲れを癒し、気を補い、身体を温めてくれる日本酒は、まさに百薬の長ではないでしょうか。

ビール500mlを一缶

清酒一合

週に3日以上飲む人は

「習慣飲酒」という状態で、

アルコール依存症の入り口になると言われています。

適度な飲酒量は、1日あたり「純アルコール量20グラム程度」です!

お酒の画像

お酒は少しなら

  • ストレス発散
  • 血のめぐり改善
  • 明日の活力

となり得ますが、度を超すと

あっという間に自分と

周りの人を傷つけてしまう危険なものになってしまいます。

できれば週3回以上の飲酒は控えましょう。

※これだけはやめておこう!

×缶チューハイ ストロング

安い、口当たりがいい、ジュースみたい

ということで女性や若い方を中心に

手軽に飲めるアルコールとして人気ですが

アルコール度数は9%

大量の人工甘味料は肝臓に負担をかけるだけでなく、

急速に酩酊状態になります。

お酒を楽しくたしなむためには

○ゆっくり飲むこと

○酔ってきたら水を飲むこと

○飲み過ぎないこと

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百薬の長、万病の元、どちらにするのも自分

楽しく!美味しく!

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ストレス発散は別の方法で

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冬の養生 冷えると老ける

冷えの症状

体を冷やすと痛みや不調がでます!

と言い続けていますが

体を冷やすと老けます!

なぜなら冷えると血の巡りが悪くなり、全身への栄養が行き届かなくなるからです。

もちろん見た目の変化も出てきます。

なども増えます。

体の内側が冷えると

  • 足腰の痛みや、動作が緩慢になる
  • 頭痛
  • 肩こり
  • 夜間尿

などにも繋がります。

冷えは季節や環境だけでなく、精神的なストレスでも起こります。

対策は

暖かい服装にすることも大切です!

お願いしたいのは

  • 靴下(足首より上の)
  • 腹巻き

避けていただきたいのは

  • きつい下着
  • きつい靴
  • 素足

毎日の飲食も大きく影響します。

氷入りの飲み物やアイスなどはもちろん冷えますし

生野菜や刺身、お寿司などの生ものも体を冷やしてしまいます。

生野菜は温野菜、おひたしにチェンジ。

刺身やお寿司は食べるとき、薬味をたっぷり使って

さらに熱い汁物やあがりをプラスして。

アイスクリームの後には、あったかいお茶を飲んで帳尻を合わせてくださいね!

「冷やさないで」と

お話すると勘違いされることもあるんですが

「とにかく温める」ことではありません。

生姜やシナモン、にんにくなどは温めてくれますが

過度に取れば発汗やほてりなど熱がこもってしまうこともあります。

温めることは悪いことではありませんが過度にならないようお気をつけください。

長湯やサウナも注意が必要です。

何ごともほどほどに(*^_^*)

鍼灸のあとに

  • 顔色が良くなった♥
  • 透明感がでた♥
  • 体が軽い♥
  • 全身があったかくなってきた♥
  • 眠たい♥

とおっしゃるのは

全身の血流が良くなって、巡りがよくなっていることが大きいと思います!(^^)!

温めて♥ほぐれて♥リラックス

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養生はいい加減で長続き

完璧じゃなくていい

少し気をつけて

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冬の養生 みかんで抵抗力アップ&かぜ予防

みかんの皮の干した物は、漢方では「陳皮」として、

咳や痰の治療に使われます。

みかんには潤いを与える力があり、

乾燥した空気が体内に入ることで起こる

咳の解消に効果があります。

  • 咳や痰、げっぷ、膨満感などにも効果的な食材

あの香りの効果も高く、

  • 気の巡りをよくする
  • 胸のつかえをとる
  • 眠気や重だるさ、落ち込んだときに嗅ぐと自律神経が整います

気が滞ると⇒「気滞」

ビタミンCやクエン酸が豊富なことで

抵抗力を高め、かぜの予防にもおすすめです!

しかも白い筋はほぼ食物繊維で、

毛細血管を強くし、

冷え性改善が期待できる「スペリジン」が果肉95mgに比べ、

約40倍の3800mgも含まれているのです。

さらに果肉の袋には便秘改善の作用がある「ペクチン」も多く含まれています。

旬の物は体にいい!

ぜひ適度に食べましょう!(^^)!

※みかんジュースには糖分が添加されているので、果物として食べるのがおすすめです!

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美味しく健康

美味しく養生

自分のために健康で

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季節の養生 ただいま”秋の土用”中です

10/21から季節の変わり目「土用」の時期に入りました。

これは冬を健やかに過ごすために、

胃腸を整えて栄養を沢山とるべき時期

体を内外から冷やさないことを徹底し、

消化が良く栄養価が高い食材を心がけ、

寒い冬を乗り越える準備をしましょう。

約18日間が土用の時期で、胃腸に優しく生活を。

・胃腸に負担をかけることを避ける

・胃を冷やさず温めること

に気をつけましょう。!

冷えやむくみなどの冬の不調や、

春の精神的な乱れにまで影響する大切なシーズンです

夏の土用は丑の日=うなぎ、で有名ですが

実は春夏秋冬に「土用」はあります。

五行思想(万物は木、火、土、金、水の5種類の元素からなる、という自然哲学思想)では

春=木

夏=火

秋=金

冬=水

が割り当てられています。

季節の変わり目には”土”が割り当てられていて、

これを「土用」といいます。

※土曜日ではありません!

季節の変わり目は体調を崩しやすいので、

土用の期間は普段以上に気をつけて行動したり

旬のものを食べて、体に活力をとりいれたりするそうです。

「土用」は“土旺用事(どおうようじ)”を略した言葉で

“土が旺(さかんに)なり、用事(働き)をする”という意味があります。

「土用」の間は、

陰陽道の“土”を司る“土公神(どくしん/どこうしん)”という神様が土から出てきて、
土がもっとも働く期間とされ、土を動かしてはいけない期間ということです。

具体的には、

土いじりや草むしりはもちろんのこと、

造園や地鎮祭、井戸掘りなど“土”に関することは避けるという教え。

土用の期間は春夏秋冬、年4回あります。

  • 立春(2/4ごろ)直前の約18日間
  • 立夏(5/6ごろ)直前の18日間
  • 立秋(8/7ごろ)直前の18日間
  • 立冬(11/7ごろ)直前の18日間

つまり

  • 春の土用:4/18ごろ~5/6ごろ
  • 夏の土用:7/19ごろ~8/6ごろ
  • 秋の土用:10/20ごろ~11/6ごろ
  • 冬の土用:1/17ごろ~2/3ごろ

秋の土用に食べるといいもの

2023年の秋の土用は10/21~11/7です。

秋の土用は夏の疲れが出てくる時期なので、注意が必要といわれています。

秋の土用は、辰(たつ)の日に「た」のつくものや

青い物を食べるといい!と言われています。

  • さんま(青魚)
  • 大根
  • 玉ねぎ
  • たこ
  • たまご
  • 大豆
  • 鯛焼き?

などなど

他にもたくさん、見つけてくださいね!(^^)!

2023年の土用の辰の日は

10/25(水)

11/6(月)

です

季節ごとに設けた干支の頭文字が、その時期に食べるものを
表すという食の啓蒙につながる生活の知恵なのかもしれません。

これらは食欲の秋を代表する食材としても有名で、

遠い昔から秋の市場に出回っていたこともあり、

栄養を摂りやすい食材ともいえます。

サンマはそのまま塩焼きで。

タマネギは輪切りにしてバター醤油焼き、

大根は甘辛く煮付けるか、おでんの材料に。

これから秋の味覚がスタートします!

美味しい秋を♥

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季節の養生

旬の食べ物

胃腸大切

たいやき、小豆だからOKてことで

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秋の養生 金木犀で体を温める

遠くからでも

どこかで咲いているな♪

と、思わず深呼吸してしまう、いい香り(*^_^*)

金木犀(きんもくせい)の季節になりました。

金木犀の花は生薬になり、桂花(けいか)といいます。

期待できる効果は

  • 冷えを散らし
  • 痰をとり
  • 気分を和らげ
  • 血流を促す
  • 冷えによる痛み
  • 温めると緩和する痛み
  • 生理痛の緩和
  • お腹のはり
  • ゲップ
  • 食欲不振

などにおすすめです。

調理法

・桂花茶

金木犀の花が咲く頃に五分咲き位までの花を摘みます。

(香りが一番強いのは、つぼみから5分咲きの頃

終わりかけの花はほとんど香りがしないそうです)
優しくふると自然に落ちてきますよ♪ 

茎などは取り除きます。

洗った花と茶葉を一緒にして密閉容器に入れて、

冷蔵庫で一晩寝かして香りをつけます。

翌日、花とお茶にお湯を注いで、一緒に香りを楽しんでください。

そのままでも使えますが、日陰で乾燥させておくと保存できます。
紅茶や烏龍茶とブレンドしてお楽しみください。

・シロップ漬け
砂糖を煮溶かしたシロップに加えてさっと煮て冷まします。
デザートなどシロップとして彩りも楽しめます。

桂花陳酒
甘くて飲みやすいお酒です。

梅酒の要領で

ホワイトリカー、氷砂糖、桂花をつけ込み

1ヶ月待ちます。
おちょこ一杯程度であれば…

  • 低血圧の改善
  • 不眠症
  • 健胃作用
  • 口臭を予防 

が期待できます。
お酒はほどほどに^^

ご近所に金木犀の木がありますが、

勝手に木をゆすって花を摘むのもできないし(^^;)

大きく息を吸って!

効能を肺から吸収します(*^_^*)

「作ってみたい!」

という方は、オンラインショップなどで

ドライの桂花が売られていますよ。

優しい香りに包まれて、
気持ちをゆったりと♪ 

リラックス♪

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香りも養生

深呼吸は自律神経を整えます

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秋 虫刺されの痕 瘀血かも

夏が暑すぎたせいか、蚊が今頃になって元気です。

実は蚊は4月から11月中旬の、半年以上もの間を活動時期としています。

蚊が活発に動く時期は22℃から30℃と言われているため、

真夏よりは初夏や秋ごろのほうが刺されるのを注意したほうがよいでしょう。

蚊に刺された痕が残る、

治りが悪い人は「瘀血おけつ」かも。

蚊の痕が気になったら、ぜひ瘀血ケアを。

瘀血の特徴

「血(けつ)」の巡りが悪く滞り、体に栄養素が巡らない状態です。

巡りが悪いことから、

皮膚のトラブル(しみ、くま、ニキビ、肌あれなど)に悩みやすい傾向。

また血行が滞ることから、

肩こりや関節痛、頭痛なども招きやすい体質です。

瘀血の汗はベタついて、臭いも強く、蚊を呼び寄せやすくなります。

さらに「瘀血」は生活習慣病、肥満の体質でもあります。

痛みが強い

瘀血は血液の質と、血液が運ぶ栄養素や酸素を含めた血の巡りが悪くなっている状態です。

そのため痛みやあざが現れます。

瘀血による痛みは刺すような痛みで、一カ所に起こるのが特徴です。

また、夜にひどくなる傾向があります。

こまめに動いて血を巡らせましょう!

適度な運動やストレッチを毎日の習慣にしましょう。

デスクワークの人は、同じ姿勢を長時間続けないように、

適度に休憩を入れて、軽く体操&目を休めましょう。

そして、できれば一日の終わりには、シャワーではなく、

湯船にゆっくりつかって体を温めるのがおすすめ。

たまには温泉に行って、広い湯船でリラックスして。

ねぎ類や青魚など、血をきれいにする食べものを

血の巡りをよくする効果がある

玉ねぎやらっきょう、青魚、こんにゃくなどがおすすめ。

青魚には中性脂肪を減らす脂肪酸も多く含まれるため、特におすすめです!

逆に控えたい食べものは

  • 冷たいもの
  • 油っこいもの
  • 生もの
  • 甘いもの
  • 味が濃いもの

ストレスは小出しに

血の巡りはストレスによっても悪くなります。

もし、自覚するくらいストレスを感じているなら

それはもうかなりストレスがたまっている状態です。

ストレスはだんだん蓄積していって、風船がふくらむように大きくなり

ある時、破裂します。

そうなると、回復にかなりの時間と労力、

もしかしたら、たくさんのお金もかかってしまうかもしれません。

そうならないために、日頃からガス抜きすることが

大切です。

ストレスを感じていなくても

発散タイムを作って、深呼吸したり

体をほぐしたりする習慣をつけましょ(*^_^*)

ちなみに瘀血は西洋医学では

慢性炎症」と考えられています。

体の中に小さな炎症が治らずにあり

やがて慢性炎症を起こした臓器は元に戻らなくなります。

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東洋医学と西洋医学は結びつく

そこが面白い!

自分で気づいて

いいかげん♪

いいあんばい♪

虫刺されのかゆみにお灸

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秋分 暑さ寒さも・・・

秋分の日、とあると1日だけな気がしますが

24節季の秋分の期間は9/23~10/7頃です。

秋分は春分と同じく

太陽が真東から出て、真西に入って

昼夜の長さがほぼ等しくなる日。

真西には極楽浄土があると考えられています。

仏教の世界では

ご先祖様のいるあの世を「彼岸」

私たちの生きている世界を「此岸(しがん)」

と呼びます。

お彼岸は彼岸と此岸の距離が

一番近くなる日、

ということで

ご先祖様をより近い距離でご供養する行事です。

あの世に旅立たれた方々も

この世を懐かしんでおられるのか?

どんなところか、教えにきてください(*^_^*)

お彼岸のお供え物は「おはぎ」

呼び名はいろいろありますが

一説には

小豆が採れたばかりの秋は、つぶあんで「おはぎ」(お萩)

ひと冬越して固くなった小豆は、こしあんで「ぼたもち」(牡丹餅)

を作るようになったとか。

ちなみにもちをあんこで包んだおかしは

夏と冬にも別の呼び名があります。

夏は「夜船」

冬は「北窓」

これはいわゆる言葉遊び的な言いまわし。

「月」と餅つきの「搗(つ)き」をかけたものです。

ぼたもちやおはぎは基本的に米をついて作らないため、

「つき」がないとして、

「月のない夜は、いつ船が着いたかわからない」ので「夜船」としたり、

「北側の窓からは月がみえない」ことから「北窓」と呼ぶようになったとか。

お菓子の名前一つもおしゃれ!

最後に「あずきの力」で養生

ポリフェノールは抗酸化作用。

  • アンチエイジング
  • 新陳代謝のアップ
  • 冷え性の改善
  • 美白・美肌、更年期障害の軽減など

その他

  • 便秘解消:食物繊維
  • 貧血解消:鉄分
  • コレステロール低下:サポニン
  • 高血圧予防:カリウム

女性に役立つ作用をたくさん持っています。

薬膳では

  • むくみ
  • 疲れやすい
  • 母乳が出にくい

時におすすめです!

皮に栄養分があるので「つぶあん」がおすすめです!

ついでに

きなこは「大豆」⇒イソフラボン

大豆の効果

  • 胃腸の調子が悪い
  • 疲れやすい
  • 更年期障害がある

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アンパンマンのあんこは「つぶあん」

食欲の秋

食欲・睡眠欲は健康のバロメーター

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潤いは夜つくられる 4つの潤い養生

秋は乾燥の季節です。

  • せき
  • 乾燥肌
  • 便秘 など

秋は「肺」

肌は肺の管轄です。

みなさん気になる美肌のお話

美肌作りは内面から

健康が基礎の美しさは

  • 潤いがある
  • ツヤがある
  • すべらかで
  • ハリがあり
  • 弾力に富み
  • 血色がいい

4つの潤い養生

1.質の良い睡眠をとる

中医学では「潤い」は夜に作られると考えられています。

なので夜更かしするほど「潤い」がどんどん消耗し、

お肌にハリとつやがなくなっていきます。

出来るだけ、日付が変わる前に寝るようにしましょう!

2.月経を大切にする

月経時は特に「血」を消耗します。

まずは月経痛、PMSなど月経トラブルがないか、セルフチェックを。

肌のくすみ、透明感、

これらは「血のめぐり」が関係していると考えられます。

シミやそばかすも血のめぐりが悪化した結果です。

 よい血を作るためには「黒い食べ物・赤い食べ物」が有効です。

血を巡らせるためには、適度な運動も大切です!

運動は特別な時間ではなく

  • 座っているより、立つ時間を増やす
  • 階段を使う
  • 寝る前にストレッチする

など、普段の生活の延長でOK!

3.目を休める

「血」を貯蔵している肝が弱ると、出てくるサインは眼精疲労やドライアイ。

特に夜はスマホの見過ぎに注意!

4.胃腸を休める

食べたものを「気」や「血」に変えるのは胃腸の力です。

胃腸の力が弱ると滞りが生まれ、肌が荒れやすくなったり、浮腫みやすくなります。

暴飲暴食は避け、胃腸に負担をかけないことを意識することを心掛けましょう。

※肌の乾燥には潤いを補う「白い食べ物」

潤いを補うのは水分だけではありません!

このほかにも

りんご、梨、山芋、白きくらげ、ゆりね、蜂蜜も!

秋冬に美味しい物がいっぱいです(*^_^*)

中医学の肺の役割

  • 呼吸
  • 体液のバランスと皮ふの調整
  • 発汗(汗をかきすぎる・汗をかけない)
  • 体温調整

空気が涼しくなって乾燥して肺が弱ると、

全身から元気がなくなり、肌や鼻や喉の粘膜などが乾燥して風邪を引きやすくなります。

潤い不足で便秘にもなるし、肌荒れも気になりますね。

まずは今夜

早く寝てみましょう!

いいことがありますよ!(^^)!

お灸のおすすめは

  • 血を巡らせる「血海」
  • 女性のつぼ「三陰交」
  • 肺を元気に 「尺沢」

美容鍼「肌の乾燥」

美容鍼「顔のむくみ」

美容鍼「頬のたるみ」

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早寝はごちそう!

高級化粧品より睡眠!

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