サンキュー グッドラック

歩行困難な方を対象にした訪問鍼灸をしていると、哀しいお別れをすることもあります。

家族さんと一緒にお暮らしのおばあちゃんには、ご葬儀のあとにお参りさせていただくことができました。おばあちゃんの最後のご様子や、ご家族のお気持ちをお聞きし、長いおつきあいに感謝しお別れをすることができました。

 

でも

ご家族がなく、施設に入られていて最後のご様子を聞けないこともあります。

三月末のお別れは突然でした。

170回の往診をしていたおじいちゃん。

脳梗塞の後遺症で左半身拘縮  認知症あり

月曜日に往診して、いつものように子供の頃の楽しい思い出をおしゃべりして、

私に「お父さん、お母さんに感謝して」と言って下さり

また水曜日にね!と握手していつものようにお別れしました。

それが最後になりました。

毎回、どなたの治療の時もこれが最後になるかもしれない。

そのことを心に置いています。

今できることを、精一杯。

もしもおじいちゃんの楽しい思い出のおつきあいが出来ていればいいな。

今頃優しいお母さんと、怖くて口うるさいお父さんに再会されているかな。

どうぞ安らかにお休みください。

そして、ありがとうございました。

 

お別れがいつか必ずあるとしても、

必要とされる方が希望される限り、訪問鍼灸は続けます。

生理痛の薬物療法

しんどい時はついお薬を飲みますよね

しんどくなる前に飲まないと、効果が出にくいことも。

飲んでいるお薬を確認してみて下さい

 

消炎鎮痛剤

  • NSAIDs(エヌセイド):Non Steroidoal Anti Inflammatory Drug (非ステロイド性抗炎症剤)
  • 作用機序:アラキドン酸カスケードでのCOXシクロオキシターゼの活性を阻害し、プロスタグランジンの合成を阻害する。
  • 副作用:胃腸粘膜障害
  • 市販の 鎮痛剤:イブ 、バファリン、 ナロンエース
  • 病院で処方される鎮痛剤:ロキソニン、ボルタレン、ボンタールなど

漢方薬  冷え症や体質を改善する

低容量ピル  排卵を抑え、出血量を減らす効果がある

生理痛の分類

機能性の生理痛

  • 「目に見えるはっきりした異常がない」のに、痛みが起こる場合
  • 病気ではない
  • 生理痛の90%以上が機能性です

その原因

  • 子宮、卵巣が未成熟で子宮頸管や子宮口がせまい
  • 冷え症などで血液の循環が悪い
  • 精神的、心理的に不安定(ストレスなど)
  • 体質的な問題

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子宮内膜から分泌される プロスタグランジン というホルモンが多い

(痛みを起こす発痛物質。陣痛誘発剤としても使用されます)

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子宮の過剰収縮や全身の平滑筋の収縮が起こり、

下腹部や腰痛、下痢、吐き気、頭痛などの症状がでます