訪問鍼灸 終わりの時

まだ、心の整理がつきませんが

私が訪問鍼灸をするきっかけをくださった

患者さんが亡くなられました。

開業する前からのおつきあいで

9年。

かけだしで、技術的にも何もできなかった頃から

お体を任せてくださいました。

毎週土曜日の最後の仕事はこの方の訪問。

一週間の締めくくり。

この時間が永遠に続く気がしていました。

そんなわけはなかったのに・・・。

入院二ヶ月ほどで、

永遠のお別れとなりました。

ケアマネさんから

「亡くなられました」と

ご連絡いただき、絶句。

お別れにいきたいと思い、息子さんに連絡とったところ

「今、自宅に帰ってきてます。よかったら今来てください」

ご迷惑と思いましたが、ご葬儀は家族だけでと聞いていたので

駆けつけさせていただきました。

息子さんに

「会うべき人に、会えた。会いたい人を母が呼んだんです」

と、言っていただきました。

お隣のラーメン屋さんのご主人も

偶然お見えになっていて、短い時間でしたが

思い出話でまた泣いて・・・。

もうこんな方には会えない。

清々しく、颯爽と勇退していかれました。

いつかあの世に行ったとき

「みさよさん」

と、声をかけていただけるよう

精進してまいります。

本当にありがとうございました。

ゆっくり、休んでください。

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ambai

京都 女性専科レディース鍼灸あん梅 院長の川口美佐世です。院長といっても私一人の鍼灸院です。他の患者様はいらっしゃいません。くつろいで心と体のお悩みをお話してください。 私のリフレッシュは大好きな銭湯と”宝塚歌劇”観劇!! お問合せは電話、メールでお持ちしています。

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