ブレインヘルス 脳のために体を動かす

人生100年時代を生ききるために「脳を劣化させない」習慣、始め ...

病気というわけでもないのに、なんだか頭が働かなかったり、

仕事のパフォーマンスが上がらなかったりする日、

ありますよね。

そんなとき、ふと、「私の脳、大丈夫かな…」と不安になることも。

もの忘れが多くなった親世代を見ても、将来への心配は尽きません。

「人生100年」と言われる時代に、脳をいつまでも健康に保つには、どうしたらよいのでしょうか。

脳のために、体を動かしましょう!

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10年後、20年後が変わる!
脳の劣化をくい止める方法

「認知症」と聞いても、

「まだまだ自分には関係のないこと」と思う方がほとんどでしょう。

しかし認知機能は40代から徐々に低下し始め、

50代になると急激に落ちるということが言われています。

そして認知症は生活習慣病の終着駅だと私は考えています。

体の環境が悪くなるから、脳も劣化するしかない。

つまり、20代、30代のうちから体を整えておけば、

10年後、20年後の脳の状態は将来の認知症になるリスクを大きく減らすことにつながるのです。

さらに女性には更年期があります。

女性ホルモンの減少により、体にさまざまな不調が起こりやすくなるわけですが、

実は、女性ホルモンというのは記憶力をよくする働きもあるんです。

そういう意味では、男性に比べて女性の方が認知症を発症しやすいし、

話は少しそれますが、

更年期に体を動かし、骨や筋肉を貯筋しておくなど、

対処しておくことは10年20年先の脳の老化をやわらげるための、

ひとつの強力な方法でもあるわけです。

記憶力に関係するホルモンは、女性ホルモン以外にもあります。

最近話題になったのが、骨をつくるときに分泌される「オステオカルシン」というホルモン。

若返りのホルモンと呼ばれていて、記憶力アップにも効果があります。

さらに筋肉をつくるときに出るホルモンにも、記憶や若返りに効果があります。

「かかと落とし」で
脳が働く環境を整備!

そこで、特に30代〜40代の女性に対して、

声を大にして言いたいのが

「からだを動かしましょう」ということ。

私は女性のための鍼灸師として、多くの働く女性を見ていますが、

皆さん、本当によく仕事をしています。

働きすぎではないかと心配になるほどです。

ランチの前後でもいいですから、意識して体を動かしていただきたいと思います。

私が患者さんにおすすめしているのが、

「開脚スクワット」と「かかと落とし」です。

開脚スクワットは、肩幅くらいに足を開いて行います。

股関節まわりもやわらかくなります。

「かかと落とし」は、つま先立ちしてかかとをできるだけ高く上げ、

そこからドスン、と、かかとを床に落とします。

効果的なのは、飛び上がってドスン、とかかとで着地すること。

頭頂に震動を感じるくらいの衝撃を与えるのがいいですね。

骨全体に加重することで、「オステオカルシン」が分泌され、脳が若返ります。骨粗しょう症の予防にもなります。1日10回を3セットくらいやるといいでしょう。

「開脚スクワット」と「かかと落とし」を一度にできるのが、

相撲の「四股をふむ」ことです。

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力士が四股をふむときは、かかとをドーンと落としますが、

あれは骨を強くしているんですね。とても理に適った動きです。

あとは歩くこと。

階段では、上るのが辛いなら、下りるだけでもいい。

大切なのは続けることです。

日常生活の中でできることを習慣化して、脳が十分に活動するための環境をつくってあげてください。

女性ホルモンが記憶力に関係しているとは!

脳が健康でいられる環境を整えるために、

まずは体を動かすことから始めてみましょう。

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サイト運営者:川口美佐世

投稿者:

ambai

京都 女性専科レディース鍼灸あん梅 院長の川口美佐世です。院長といっても私一人の鍼灸院です。他の患者様はいらっしゃいません。くつろいで心と体のお悩みをお話してください。 私のリフレッシュは大好きな銭湯と”宝塚歌劇”観劇!! お問合せは電話、メールでお持ちしています。