夏の養生「湿気をためない」

もうすぐ梅雨ですね。

この時期は

  • 胃腸が不調
  • 体や頭が重くてだるい
  • 関節痛
  • むくみ
  • 喘息がでる

などの症状がでる方は、体内に余分な湿気が溜まっていることがあります。

そういう場合は「湿気を溜めない食生活が大切」です!

梅雨時期に余分な湿気を追い払うには、

芳香化湿」(ほうこうけしつ)

良い香りのする物は水分代謝を良くするため、

これを使った体内の余分な水分を取り去る方法です。

なのでこの時期は、

良い香りで体の湿気を発散させる作用をもった食材がいいですね♪

  • 紫蘇(青じそ=大葉です)
  • 生姜
  • パクチー
  • フェンネル(胃の調子が悪いときに服用する大田胃散や、お口の匂いが気になるときに利用する仁丹、どちらも日本では古くからお馴染みですが、これらにはフェンネルの成分が使われています)  など

紫蘇を薬味に使うのもおいしいですよね!

おすすめは「紫蘇ふりかけ

あとは瓜類

  • 冬瓜
  • すいか
  • きゅうり

などには必要な潤いは補いつつ、不要な湿気を取りのぞく働きがあります。

夏場のお茶には、湿気をとるハトムギ茶もおすすめです。

 ハトムギ茶は、はと麦の実を焙煎しますが、麦茶は大麦の実を使います。

どちらもイネ科の植物ですが、種類が異なります。

はと麦茶は香りがよく、香ばしさが強いのが特徴。

色は薄めで、すっきりとした甘みがあります。

 はと麦は、お肌のための生薬「ヨクイニン」の原料にもなっており、

はと麦特有の美肌成分が含まれるのだとか。女性にうれしいお茶といえそうです。

湿気が溜まっていると、梅雨時期、台風時期など

湿度が高い時に体調を崩しやすくなります。

体の中の「湿」を汗と尿でしっかり排出しましょう!

食べすぎ、飲み過ぎを控える

 適切な量ならそのまま消化吸収されますが、

  • 量が多い
  • 油っこい
  • 冷えた物

だったりすると、上手く消化吸収できないので、体内に滞り湿邪になります。

腹八分目も立派な湿気の養生です。

★足首を冷やさない

足首周辺には「冷え」「水分代謝」に関係するツボがたくさんあります。

冷やさないよう、靴下をはいてくださいね。

こちらもご参考に!

気象病・天気痛

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大葉は取り合い!

ミョウガも大好き

運動も大事

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養生 適正な運動とは?休むことも大事です!

体のために運動する!

とても大事なことです。

運動するといいことがいっぱいあります!

でも、やりすぎて痛みがでる方もいらっしゃいます(-_-;)

真面目すぎ

ストイックすぎ

時にはテキトウに(^^;)

膝の痛みがあるのに、筋力低下を恐れて

毎日歩き続け、痛みが悪化。

整形外科で鎮痛薬を1日3回分

処方された方がいらっしゃいました。

一時は

「もう治らないかもしれない・・・」

とネガティブ思考に。

  • 毎日歩かなければいけない
  • ○○○歩、歩かなければいけない

など目標を達成することを大事にされ

ご自分の体調や目的が後回しになっていることも。

まず、痛みがでたら休んでください!

お願い<(_ _)>

運動の目的が

肥満の解消なのか、いろいろな病気予防、筋力維持なのかでも

強度は変わってきます。

体の健康とスポーツ
今よりプラス10分〜20分の歩行で、ガンや糖尿病の予防に効果

1日に歩く歩数と予防に効果がある病気

成人の1日当たりの平均歩数は男性6,846歩、女性5,867歩です。
(厚生労働省:平成29年「国民健康・栄養調査」)

「1,000歩の目安は約10分」とされていますので、

いつもより歩く時間を10分〜20分増やすと、

ガンや糖尿病などの病気を防ぐ可能性があります。

たとえば

「通勤時は1駅手前から歩いてみる」

「会社の昼休みに行くコンビニを少し離れたお店にしてみる」

「仕事中は1階上のトイレを使い、階段を上る癖をつけてみる」

「デスクワークが疲れたら片道5分の距離を散歩してみる」

といったように、

生活の負担にならない程度のちょっとした工夫で

「プラス1000歩」は実現可能なのです。

また家事や、日々のお買い物で

  • いつもは自転車だけど、歩いて行ってみる
  • いつもと違うスーパーに行って、店内でまごついてみる
  • 大きく腕を動かしながら、窓を拭く

など、日常生活が運動になります。

大事なのはムリしないこと!

筋トレや有酸素運動も筋肉の回復時間が必要です!

毎日しなければならない、のではなく

週に2~3回でOK!!

痛みがあっても運動したい!方は

違う部位を動かしてくださいね。

上述の膝イタの患者様は

毎日の散歩と下半身の筋トレを中止していただき、

鍼灸、鍼通電、お灸を2週に一回×6

  • 自転車に乗れるようになりました♪
  • おつかいに行けるようになりました♪
  • 痛み止め、飲まなくて良くなりました♪

笑顔が戻られたのが何よりでした(*^_^*)

楽しく、続けられるあなたのペースで

運動(日常活動も含めて)続けてくださいね!(^^)!

体重と痛み、鍛える

運動

やりすぎに注意

ケガしないで

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夏の養生「立夏」 暑さに体を慣らそう!

立夏イラスト/無料イラスト/フリー素材なら「イラストAC」

夏は「心」の季節。

活発に動き出し、成長する体に栄養が送られるため

心に栄養が足りなくなるためです。

  • 精神的に不安定
  • 不眠
  • 動悸
  • 息切れ

などが起りやすくなります。

顔色で解る…健康の見える化 - Motoo Nakajo Official Site

立夏は5/5~5/20ごろ。

夏の初めにあたるこの時期は

暑さに体を慣らすことが大切です。

「暑熱順化 しょねつじゅんか」

暑熱順化とは、暑さに体を慣らすこと。

それは汗をかきやすくすること。

1番簡単な方法は、お風呂につかること!

お湯に浸かる”が最も手軽…熱中症を防ぐため暑さに体慣らす『暑熱順化』6月の熱中症患者は9月の2倍以上 | 東海テレビNEWS

汗をかきやすい体になるためには2週間程度の練習期間が必要です。

汗をかくのは不快かもしれませんが、

汗をかけば体にこもる熱を発散できるので、

「熱中症」のリスクを下げることができます

また急激な気温の上昇にともなって、心臓の動きも活発になり

動悸や不整脈なども現れやすいのもこの時期です。

心臓の疲れは全身の循環の乱れを招き

  • 冷え
  • むくみ
  • だるさ
  • めまい
  • ふらつき
循環器内科とは | ふなこし内科・循環器内科(福岡市中央区笹丘)

などの症状にも発展しかねません。

生活のリズムを整えることで自律神経を調整

疲れをためこまないようにしましょう!

動悸や不整脈、めまいやふらつきの兆候を感じたら

まずは深呼吸!

副交感神経を優位にして、安定化をはかることをおすすめします。

女性 深呼吸 イラスト素材 - iStock

「自律神経の乱れ4 自分でも押せるツボ

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今日も1日ごきげんに♪

ため息は深呼吸の1種

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