季節の養生 ただいま”秋の土用”中です

10/21から季節の変わり目「土用」の時期に入りました。

これは冬を健やかに過ごすために、

胃腸を整えて栄養を沢山とるべき時期

体を内外から冷やさないことを徹底し、

消化が良く栄養価が高い食材を心がけ、

寒い冬を乗り越える準備をしましょう。

約18日間が土用の時期で、胃腸に優しく生活を。

・胃腸に負担をかけることを避ける

・胃を冷やさず温めること

に気をつけましょう。!

冷えやむくみなどの冬の不調や、

春の精神的な乱れにまで影響する大切なシーズンです

夏の土用は丑の日=うなぎ、で有名ですが

実は春夏秋冬に「土用」はあります。

五行思想(万物は木、火、土、金、水の5種類の元素からなる、という自然哲学思想)では

春=木

夏=火

秋=金

冬=水

が割り当てられています。

季節の変わり目には”土”が割り当てられていて、

これを「土用」といいます。

※土曜日ではありません!

季節の変わり目は体調を崩しやすいので、

土用の期間は普段以上に気をつけて行動したり

旬のものを食べて、体に活力をとりいれたりするそうです。

「土用」は“土旺用事(どおうようじ)”を略した言葉で

“土が旺(さかんに)なり、用事(働き)をする”という意味があります。

「土用」の間は、

陰陽道の“土”を司る“土公神(どくしん/どこうしん)”という神様が土から出てきて、
土がもっとも働く期間とされ、土を動かしてはいけない期間ということです。

具体的には、

土いじりや草むしりはもちろんのこと、

造園や地鎮祭、井戸掘りなど“土”に関することは避けるという教え。

土用の期間は春夏秋冬、年4回あります。

  • 立春(2/4ごろ)直前の約18日間
  • 立夏(5/6ごろ)直前の18日間
  • 立秋(8/7ごろ)直前の18日間
  • 立冬(11/7ごろ)直前の18日間

つまり

  • 春の土用:4/18ごろ~5/6ごろ
  • 夏の土用:7/19ごろ~8/6ごろ
  • 秋の土用:10/20ごろ~11/6ごろ
  • 冬の土用:1/17ごろ~2/3ごろ

秋の土用に食べるといいもの

2023年の秋の土用は10/21~11/7です。

秋の土用は夏の疲れが出てくる時期なので、注意が必要といわれています。

秋の土用は、辰(たつ)の日に「た」のつくものや

青い物を食べるといい!と言われています。

  • さんま(青魚)
  • 大根
  • 玉ねぎ
  • たこ
  • たまご
  • 大豆
  • 鯛焼き?

などなど

他にもたくさん、見つけてくださいね!(^^)!

2023年の土用の辰の日は

10/25(水)

11/6(月)

です

季節ごとに設けた干支の頭文字が、その時期に食べるものを
表すという食の啓蒙につながる生活の知恵なのかもしれません。

これらは食欲の秋を代表する食材としても有名で、

遠い昔から秋の市場に出回っていたこともあり、

栄養を摂りやすい食材ともいえます。

サンマはそのまま塩焼きで。

タマネギは輪切りにしてバター醤油焼き、

大根は甘辛く煮付けるか、おでんの材料に。

これから秋の味覚がスタートします!

美味しい秋を♥

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旬の食べ物

胃腸大切

たいやき、小豆だからOKてことで

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秋の養生 金木犀で体を温める

遠くからでも

どこかで咲いているな♪

と、思わず深呼吸してしまう、いい香り(*^_^*)

金木犀(きんもくせい)の季節になりました。

金木犀の花は生薬になり、桂花(けいか)といいます。

期待できる効果は

  • 冷えを散らし
  • 痰をとり
  • 気分を和らげ
  • 血流を促す
  • 冷えによる痛み
  • 温めると緩和する痛み
  • 生理痛の緩和
  • お腹のはり
  • ゲップ
  • 食欲不振

などにおすすめです。

調理法

・桂花茶

金木犀の花が咲く頃に五分咲き位までの花を摘みます。

(香りが一番強いのは、つぼみから5分咲きの頃

終わりかけの花はほとんど香りがしないそうです)
優しくふると自然に落ちてきますよ♪ 

茎などは取り除きます。

洗った花と茶葉を一緒にして密閉容器に入れて、

冷蔵庫で一晩寝かして香りをつけます。

翌日、花とお茶にお湯を注いで、一緒に香りを楽しんでください。

そのままでも使えますが、日陰で乾燥させておくと保存できます。
紅茶や烏龍茶とブレンドしてお楽しみください。

・シロップ漬け
砂糖を煮溶かしたシロップに加えてさっと煮て冷まします。
デザートなどシロップとして彩りも楽しめます。

桂花陳酒
甘くて飲みやすいお酒です。

梅酒の要領で

ホワイトリカー、氷砂糖、桂花をつけ込み

1ヶ月待ちます。
おちょこ一杯程度であれば…

  • 低血圧の改善
  • 不眠症
  • 健胃作用
  • 口臭を予防 

が期待できます。
お酒はほどほどに^^

ご近所に金木犀の木がありますが、

勝手に木をゆすって花を摘むのもできないし(^^;)

大きく息を吸って!

効能を肺から吸収します(*^_^*)

「作ってみたい!」

という方は、オンラインショップなどで

ドライの桂花が売られていますよ。

優しい香りに包まれて、
気持ちをゆったりと♪ 

リラックス♪

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深呼吸は自律神経を整えます

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秋 虫刺されの痕 瘀血かも

夏が暑すぎたせいか、蚊が今頃になって元気です。

実は蚊は4月から11月中旬の、半年以上もの間を活動時期としています。

蚊が活発に動く時期は22℃から30℃と言われているため、

真夏よりは初夏や秋ごろのほうが刺されるのを注意したほうがよいでしょう。

蚊に刺された痕が残る、

治りが悪い人は「瘀血おけつ」かも。

蚊の痕が気になったら、ぜひ瘀血ケアを。

瘀血の特徴

「血(けつ)」の巡りが悪く滞り、体に栄養素が巡らない状態です。

巡りが悪いことから、

皮膚のトラブル(しみ、くま、ニキビ、肌あれなど)に悩みやすい傾向。

また血行が滞ることから、

肩こりや関節痛、頭痛なども招きやすい体質です。

瘀血の汗はベタついて、臭いも強く、蚊を呼び寄せやすくなります。

さらに「瘀血」は生活習慣病、肥満の体質でもあります。

痛みが強い

瘀血は血液の質と、血液が運ぶ栄養素や酸素を含めた血の巡りが悪くなっている状態です。

そのため痛みやあざが現れます。

瘀血による痛みは刺すような痛みで、一カ所に起こるのが特徴です。

また、夜にひどくなる傾向があります。

こまめに動いて血を巡らせましょう!

適度な運動やストレッチを毎日の習慣にしましょう。

デスクワークの人は、同じ姿勢を長時間続けないように、

適度に休憩を入れて、軽く体操&目を休めましょう。

そして、できれば一日の終わりには、シャワーではなく、

湯船にゆっくりつかって体を温めるのがおすすめ。

たまには温泉に行って、広い湯船でリラックスして。

ねぎ類や青魚など、血をきれいにする食べものを

血の巡りをよくする効果がある

玉ねぎやらっきょう、青魚、こんにゃくなどがおすすめ。

青魚には中性脂肪を減らす脂肪酸も多く含まれるため、特におすすめです!

逆に控えたい食べものは

  • 冷たいもの
  • 油っこいもの
  • 生もの
  • 甘いもの
  • 味が濃いもの

ストレスは小出しに

血の巡りはストレスによっても悪くなります。

もし、自覚するくらいストレスを感じているなら

それはもうかなりストレスがたまっている状態です。

ストレスはだんだん蓄積していって、風船がふくらむように大きくなり

ある時、破裂します。

そうなると、回復にかなりの時間と労力、

もしかしたら、たくさんのお金もかかってしまうかもしれません。

そうならないために、日頃からガス抜きすることが

大切です。

ストレスを感じていなくても

発散タイムを作って、深呼吸したり

体をほぐしたりする習慣をつけましょ(*^_^*)

ちなみに瘀血は西洋医学では

慢性炎症」と考えられています。

体の中に小さな炎症が治らずにあり

やがて慢性炎症を起こした臓器は元に戻らなくなります。

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東洋医学と西洋医学は結びつく

そこが面白い!

自分で気づいて

いいかげん♪

いいあんばい♪

虫刺されのかゆみにお灸

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秋分 暑さ寒さも・・・

秋分の日、とあると1日だけな気がしますが

24節季の秋分の期間は9/23~10/7頃です。

秋分は春分と同じく

太陽が真東から出て、真西に入って

昼夜の長さがほぼ等しくなる日。

真西には極楽浄土があると考えられています。

仏教の世界では

ご先祖様のいるあの世を「彼岸」

私たちの生きている世界を「此岸(しがん)」

と呼びます。

お彼岸は彼岸と此岸の距離が

一番近くなる日、

ということで

ご先祖様をより近い距離でご供養する行事です。

あの世に旅立たれた方々も

この世を懐かしんでおられるのか?

どんなところか、教えにきてください(*^_^*)

お彼岸のお供え物は「おはぎ」

呼び名はいろいろありますが

一説には

小豆が採れたばかりの秋は、つぶあんで「おはぎ」(お萩)

ひと冬越して固くなった小豆は、こしあんで「ぼたもち」(牡丹餅)

を作るようになったとか。

ちなみにもちをあんこで包んだおかしは

夏と冬にも別の呼び名があります。

夏は「夜船」

冬は「北窓」

これはいわゆる言葉遊び的な言いまわし。

「月」と餅つきの「搗(つ)き」をかけたものです。

ぼたもちやおはぎは基本的に米をついて作らないため、

「つき」がないとして、

「月のない夜は、いつ船が着いたかわからない」ので「夜船」としたり、

「北側の窓からは月がみえない」ことから「北窓」と呼ぶようになったとか。

お菓子の名前一つもおしゃれ!

最後に「あずきの力」で養生

ポリフェノールは抗酸化作用。

  • アンチエイジング
  • 新陳代謝のアップ
  • 冷え性の改善
  • 美白・美肌、更年期障害の軽減など

その他

  • 便秘解消:食物繊維
  • 貧血解消:鉄分
  • コレステロール低下:サポニン
  • 高血圧予防:カリウム

女性に役立つ作用をたくさん持っています。

薬膳では

  • むくみ
  • 疲れやすい
  • 母乳が出にくい

時におすすめです!

皮に栄養分があるので「つぶあん」がおすすめです!

ついでに

きなこは「大豆」⇒イソフラボン

大豆の効果

  • 胃腸の調子が悪い
  • 疲れやすい
  • 更年期障害がある

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アンパンマンのあんこは「つぶあん」

食欲の秋

食欲・睡眠欲は健康のバロメーター

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潤いは夜つくられる 4つの潤い養生

秋は乾燥の季節です。

  • せき
  • 乾燥肌
  • 便秘 など

秋は「肺」

肌は肺の管轄です。

みなさん気になる美肌のお話

美肌作りは内面から

健康が基礎の美しさは

  • 潤いがある
  • ツヤがある
  • すべらかで
  • ハリがあり
  • 弾力に富み
  • 血色がいい

4つの潤い養生

1.質の良い睡眠をとる

中医学では「潤い」は夜に作られると考えられています。

なので夜更かしするほど「潤い」がどんどん消耗し、

お肌にハリとつやがなくなっていきます。

出来るだけ、日付が変わる前に寝るようにしましょう!

2.月経を大切にする

月経時は特に「血」を消耗します。

まずは月経痛、PMSなど月経トラブルがないか、セルフチェックを。

肌のくすみ、透明感、

これらは「血のめぐり」が関係していると考えられます。

シミやそばかすも血のめぐりが悪化した結果です。

 よい血を作るためには「黒い食べ物・赤い食べ物」が有効です。

血を巡らせるためには、適度な運動も大切です!

運動は特別な時間ではなく

  • 座っているより、立つ時間を増やす
  • 階段を使う
  • 寝る前にストレッチする

など、普段の生活の延長でOK!

3.目を休める

「血」を貯蔵している肝が弱ると、出てくるサインは眼精疲労やドライアイ。

特に夜はスマホの見過ぎに注意!

4.胃腸を休める

食べたものを「気」や「血」に変えるのは胃腸の力です。

胃腸の力が弱ると滞りが生まれ、肌が荒れやすくなったり、浮腫みやすくなります。

暴飲暴食は避け、胃腸に負担をかけないことを意識することを心掛けましょう。

※肌の乾燥には潤いを補う「白い食べ物」

潤いを補うのは水分だけではありません!

このほかにも

りんご、梨、山芋、白きくらげ、ゆりね、蜂蜜も!

秋冬に美味しい物がいっぱいです(*^_^*)

中医学の肺の役割

  • 呼吸
  • 体液のバランスと皮ふの調整
  • 発汗(汗をかきすぎる・汗をかけない)
  • 体温調整

空気が涼しくなって乾燥して肺が弱ると、

全身から元気がなくなり、肌や鼻や喉の粘膜などが乾燥して風邪を引きやすくなります。

潤い不足で便秘にもなるし、肌荒れも気になりますね。

まずは今夜

早く寝てみましょう!

いいことがありますよ!(^^)!

お灸のおすすめは

  • 血を巡らせる「血海」
  • 女性のつぼ「三陰交」
  • 肺を元気に 「尺沢」

美容鍼「肌の乾燥」

美容鍼「顔のむくみ」

美容鍼「頬のたるみ」

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早寝はごちそう!

高級化粧品より睡眠!

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「養心」=心の養生

よく患者様に

「何もしてないのに、肩がこるんです」

と言われます。

「動かさないから、血行が悪くなって肩がこるんですよ」

とお答えしています。

肩を上げ下げする簡単な運動だけでも、

肩周りの筋肉が動いて、血行が良くなります。

新しく流れる血液が、痛みの物質や疲労物質を流してくれるので

ラクになるんですね。

実は心も同じ。

動かないと気・血が滞ってしまうように、

心も動かさなくては!

無反応に、無表情になってしまいます。

疲れ過ぎていると、

忙しすぎると、

心が動かなくなってしまいます。

養心ようしん」 とは

心の機能を高めること。

最近

  • 感動した!
  • 泣いた!
  • 笑った!

ありましたか?

秋の夜長

  • スポーツを応援する!
  • 本を読む!
  • 映画を観る!
  • 好きな音楽を聴く!
  • しゃべり倒す!
  • 美味しい物を食べる!
  • 月を見上げる!
  • 体をケアする!
  • ペットをなでなでする!

あなたの感動ポイントはなんですか?

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私はもちろん宝塚歌劇♥

昨日も泣いてきました♥

全力で楽しむ

秋はメンタル

一日一笑

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秋の養生「容平」ようへい

秋の3ヶ月間を「容平」といいます。

容平とは、一言で言うと

秋の落ち着き」です。

もう少し言えば「粛正をも認する、常心」です。

秋は万物が実を結ぶ時です。

この時期は生命力も身体の内側に、しまいはじめる季節です。

激しい運動などは避けておとなしく過ごすことが必要です。

古典には

「心を安らかにして、出来なかった事を悔やまず、

ゆったりとさせる」

と書いてあります。

成し遂げようとやたらと動きまわるのも良くない

とも書いてあります。

秋から冬にかけてはゆったりと構えることが養生なんです

焦らず行きましょう!

【秋養生のポイント】

① 乾燥に注意・・・潤い食材をタップリと。梨、ミカン、びわ、きくらげ、山芋類など。

② 気分の落ち込み、悲しみの感情に注意・・・深呼吸や大きな声を出して気を動かす。

③ 冬に備えて冷え対策、抵抗力アップを図る・・・旬の魚、きのこ類、山芋類、エビ、羊肉、鮭など。

 秋は寒暖差が激しくなることから、呼吸器系にトラブルが出やすい時期です。

秋の花粉によるアレルギー症状が出始める方もいらっしゃるでしょう。

まだ暑さが残る時期ですが、この時期に冷たい物を摂りすぎると、

冬に不調をきたします。

また、秋の五臓である「肺」が乾燥すると

  • 咳がでる
  • 疲れがとれない
  • やる気が出ない

など様々な不調につながってしまいます。

  • 早寝早起き
  • 安らかに、淡々と

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秋の養生

ゆったりと

自分に言い聞かせる

お灸で鎮める

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秋の楽しみごと「行合の空」

行合(ゆきあい)の空は

夏から秋へと移り変わるこの季節

夏の入道雲と秋のうろこ雲が同時に見られる

ふたつの季節が入り交じるように”行き会う”空のことだそうです。

食べ物で言う

”はしり”と”なごり”みたいなものでしょうか(*^_^*)

なんとも趣のある、きれいな言葉ですね。

 ○少しずつ高くなっていく空を見上げる

 ○季節の移ろい感じる

養生にとっても、とても効果的なんです!

  • 上を向いて歩いたり
  • 空を見上げることで

背筋が伸びて

胸が広がるので

呼吸が深まり

体全体がゆるまりやすくなります!(^^)!

また、上を向いて歩いてみると

なにか新しい”発見”があるかも!

ついつい忙しさで、一心不乱に目的地まで歩く。

スマホを見ながらなど、

周りの景色を見逃しているものです。

ぜひ、意識して目線を上げて歩いてみましょう!

「こんなお店ができてる!」

「こんな看板あったんだ」

など、新しい発見を楽しんでくださいね!(^^)!

この季節ならではの

”ささやかな愉しみごと”

「行合の空」を見上げてみませんか?

スマホ首の予防にも

首・肩のストレッチを

秋は肺 そして「悲しみ」

悲しいのは秋のせい

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立秋 「百病皆休」

百病とは様々な疾病のこと。

立秋には「邪気たちが休むよ」という意味で

賞味期限が切れたサプリメントやお薬を捨てて

断捨離すると良いと言われています。

お家にあるものをチェックしてみてくださいね。

薬の有効期限の一応の目安は、次のとおりです。

錠剤・カプセル・軟膏・坐薬:6ヶ月~1年位
粉薬・顆粒:6ヶ月~1年位
水薬:冷蔵庫で1週間~10日位

ただし、処方薬は何日分の薬なのかを知らされるはずですね。

処方薬は決められた期間で飲みきるように考えられていますので、

飲み残しがないように使いましょう。

薬の大敵は

光・温度・湿度!

この3つに気をつけて保管しましょう。

①光で分解!薬は直射日光を避けよう

薬の中にはビタミンB2のように、光に弱い成分を使用したものは多いです。

基本的に薬は買った時の箱に入れておいたり、

薬箱を使ったりと直射日光を避けて保管してください。

②車内は厳禁!温度変化にも気をつけて

通常の錠剤やカプセル剤であれば室温保存と指定されています。

室温とは1〜30℃で、できればあまり温度が変わらない場所がベストです。

凍ってしまうような野外や夏の車の中のような過酷な場所は避けてください。

③乾燥剤を有効利用!ジメジメしたところに置くとカビてしまうかも

湿度については、なるべく乾燥している場所が望ましいです。

乾燥している薬は湿度の高いところでは空気中の湿気を吸ってしまいます。

湿気を含んだ薬は成分が分解してしまったり、

カビが生えてしまったりと良いことがありません。

お菓子についてきた乾燥剤を一緒に入れて保管すると、

湿気から薬を守れるのでおすすめの保管方法です。

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足すよりへらす

夏の果て

秋の隣

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秋の養生 「冬病夏治」

「拝啓 三伏(さんぷく)の候...」

という時候の挨拶ではじまるのが、昔の暑中見舞いの定番だったそうです。

「三伏(さんぷく)」とは、陰陽五行説において、

夏至以降の三つの庚(かのえ)の日の総称です。
夏の勢いがとても盛んで秋の気配を降伏させるという意味があり、

夏の最も暑い時期のことをいいます。

今年の三伏は

初伏(しょふく):7月11日 梅雨明け前

中伏(ちゅうふく):7月21日 梅雨明け頃

末伏(まっぷく):8月10日 立秋後

初伏・中伏・末伏を合わせてこの1ヵ月くらいを「三伏」と呼びます

この時期暑いからといって冷房で身体を冷やしすぎたり、

冷たい物を摂りがちですが

東洋医学では

「冬の病は夏に治す」冬病夏治(とうびょうかじ)と

いわれています。

季節の変わり目でもあり、

身体を労わる節目でもありますので

温かい食べ物や飲み物も取り入れたいものです。

中国ではこの時期に「三伏貼」という生薬のシップを貼って

発汗を促し体の底の冷えをとり、

新陳代謝をアップして冬の季節も健康に過ごしていたそうです。

韓国では「三伏」の日に、

あえてあたたかい参鶏湯(サムゲタン・鶏のスープ)などを食べるのも、

同じような理由からです。

貼り薬ではないけれど、

夏のお灸もお役に立ちます!

どうぞご自愛ください(*^_^*)

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冬の病は夏に治す

しもやけ

まだまだ暑い!

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