女性の視点が大切です♪
それは誤りです。
実は女性は男性に比べて、より苛酷な痛みを、より長く、
より頻回に経験しており、痛みが原因で社会活動に支障をきたしていることが多いのです。
(私のように、生理痛で寝込んで会社を休んだり…)
たとえば
- 前兆をともなう偏頭痛
- 緊張性頭痛
- 顎関節異常
- 凍傷
- 過敏性腸症候群
- 間質性膀胱炎
- 慢性便秘
- 線維筋痛症
- リウマチ様関節炎
など
痛みには性差があります
痛みに対する感受性は、女性の方が
- 痛みの閾値が低い(弱い痛みでも感じ取ってしまう)
- 痛みをより、強く感じる
- 痛みに対する耐性が低い
このような傾向があります。(しかし、刺激の種類にも影響されます)
性差をつくる要因は
1.性ホルモン
女性ホルモンには、プロゲステロンとエストロゲンの2種類があります。
プロゲステロンは痛みを鎮める鎮痛と麻酔に関係があります。
エストロゲンも鎮痛に関係があります。
例えば、膝痛や膣の痛みはエストロゲンが減少する、閉経後に増大します。
逆に、過敏性腸症、偏頭痛、筋緊張性頭痛は閉経後に少なくなっていきます。
これは、どちらかのホルモンが問題ではなく
、そのホルモンの変動、他のホルモンとの比率が問題です。
さらに閉経時期のライフスタイルも問題です。
2.ストレス
女性には性ホルモンの変化に伴う思春期、妊娠出産、
更年期などストレスの多いイベントが存在します。
ストレスへの反応が男性とは異なっています。
痛みの機構における性差
- 性ホルモン
- 遺伝的要因
- 生理機能
- 骨盤内臓器の形態
- ライフサイクル・ライフスタイル・社会文化的役割
- ストレス
- 神経活性物質
- 脊髄・脳機能
🌸女性を意識した治療
慢性痛は女性の医学です
- ストレスに着目する!
- 性ホルモンを含めた、ホルモンバランスに着目する!
- ”美”として、楽しむ視点に着目する!
痛みの治療であっても、痛み以外の女性が興味をもてる視点を取り入れて
治療に楽しさを心がけています(*^▽^*)
それは
「Pain Beautifuli Proguram」
美に関心を持つことで、体が良くなることを体験することが大切です!!
(伊藤和憲先生のPain Beautifuli Proguram に賛同しています)
Pain Beautifulu Programは、気分が良くなる♪⇒外に出たくなる♪⇒運動する♪⇒
気分や痛みが改善する♪⇒”美”に意識をもつ(^^♪⇒きれいになる!⇒
さらに気分が良くなる(*^^)v⇒
あん梅では、背中の治療が終わり、仰向けに寝ていただいた時に、
まぶしくないよう照明にも配慮しています。
まずは「緊張をといて、くつろいでいただくこと!」が、
治療効果を上げる第1歩です。
☆全身治療とは…例えば「腰が痛い!」という症状でも、
どんな原因で腰に痛みが出ているのかを見極め、
足や背中、肩、首など経絡でつながる全身を治療することで、
痛みを早く取り除き、かつ効果が長続きする治療方法です。全身はつながっていますから!
問診の後に、「お体のどこに、なぜはり・きゅうをするか」をご説明しています。
気になることがあれば、その都度お気軽におたずねくださいね!(^^♪