大好きな患者様が亡くなられました。
高齢者が多い訪問鍼灸は、長いおつきあいの末にお見送りすることも。毎回ほんとに寂しいです。
「今度いつきてくれはるかな?」
今日娘さんから最期のご様子をお聞きすることができました。
5月末に入院された際、お見舞いに行き
「足がだるいねん」
とおっしゃって足のマッサージをしてさしあげました。
その時もとても喜んでくださったのですが、緩和ケア病院へ転院されたためその後お見舞いには行けませんでした。
もう退院はできない、と聞いていましたがほんとに名残惜しく
「またね!」と手をにぎりました。
その後、緩和ケアの病院で娘さんに何度も
「今度いつきてくれはるかな?」と聞いて下さったそうで。
涙が出ます。鍼灸師冥利につきます。
いつも励ましてくださり、褒めてくださった方。
長いことありがとうございました。
そしてお疲れ様でした。
ゆっくり休んでください。