「かなり大量の化学物質に接触した後、
または微量な化学物質に長期に接触した後で
非常に微量な化学物質に再接触した場合に出てくる不愉快な症状」
この化学物質過敏症は一時、産業現場での問題として
産業医学の専門家の対象となった病気でもあったのですが
現在は普通の家庭の人まで巻き込んでいる
一般市民も含まれる疾患です。
そしてやっかいなことに、最初は１種類の化学物質に
反応していただけなのが、
途中から非常に多種類の化学物質に体が反応するように変化することがあります。
これは多種類化学物質過敏症と言われます。
このように反応する物質が次から次へ広がっていくのは、
アレルギーと似ています。
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化学物質過敏症
川口美佐世
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