まだまだ暑い毎日が続いていますが
立秋は8月7日~8月22日の時期で、秋の季節の始まりです。
暑さの中に時折涼風が吹き、虫の鳴き声や草木の種類も少しずつ変わります。
立秋以降に感じる夏の名残の暑さを「残暑」といいます。
日中は残暑が厳しいにもかかわらず、朝晩は涼しく感じ、体が暑くなったり冷えたりと、
体温調節をしなければなりません。
自律神経機能が低下し、内臓機能と消化機能も低下し、夏バテになりやすい時期。
気分が落ち込み、やる気が出ないという状態にもつながります。
体調管理がとても難しい時期なので、
運動をしたり、お風呂に入って、汗をしっかりかくことが大切です。
内臓の元気を取り戻すには、食事の内容にも気を配りたいもの。
暑い時期は、素麵などのさっぱりとした麺類や果物、
スポーツ飲料などの糖分の高い物を多く取りがちです。
満腹感はあっても、消化が悪い上、体を冷やし、内臓機能低下の原因となります。
カボチャやニンジン、サツマイモなどの根菜類を摂ることで、内臓を温めましょう。
また
しじみは栄養価が高く、肝臓の機能を高めてくれ、疲労回復に優れています。
さらに
体が冷えているときは桃
体が暑いときには梨と
季節の果物を加えてみましょう。
桃は甘く酸味があり、温性の食べ物なので心もからだも元気になる一方で
梨は甘く寒性の食べ物で清熱解毒作用があるため、消炎作用があります。
おへその上を温めて内臓ケア
立秋を乗りきるためのおすすめのツボ「中脘ちゅうかん」を紹介します。
中脘はおへそとみぞおちの中間に位置し、内臓機能を高めてくれる場所。
おへそから指4本上の場所にあります。
内臓機能が低下しているということは、
この「中脘」が冷えているということ。
あたたかい手をあてると、とても気持ちよく感じるでしょう。
食欲がなかったり、胃の調子が悪い場合は、中脘を気持ちがよい程度に押したり、
お灸やカイロをするなどして温めてみてください。
治療の時には箱灸で温めています!(^^)!
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