女性鍼灸 更年期⑪ エルトロゲンは自分で増やすことができます!

更年期の不調がホルモンバランスの乱れ、

減少のせいであることはご理解いただけたと思います。

これまでは女性ホルモンの減少は、

病院の医療では

「ホルモン補充療法」

「漢方薬」などしか選択肢がありませんでした。

漢方薬剤師が伝授】賢く乗り切ろう!女性ホルモンの乱れ・更年期症状に役立つ「漢方&薬膳食材」 | ヨガジャーナルオンライン

ですが、最近では自分でできる改善法があります!

女性ホルモン エステ | ARIRIA

ホルモン異常の原因:まずここを改善!

①睡眠不足

睡眠中には成長ホルモンをはじめ、いろいろなホルモンが分泌されています。

特に眠りはじめの最初の3時間にホルモンが分泌されやすくなります。

②ストレス

ストレスは脳の状態にも影響し、ホルモンのバランスを変化させます。

③食生活の乱れ

ホルモンは食べ物から作られます!

ファーストフードや肉中心の食生活を改め、ホルモンの合成に必要な

豆類」などを多くとりましょう!

④運動不足

運動により自律神経は調整されます。

運動で自律神経の状態を安定させ、乱れたホルモンバランスを軌道修正させましょう。

また、ハードな運動をすることで筋肉からホルモンと似た働きをする「マイオカイン」という

物質が出ることもわかっています。

なんと、マイオカインは脳を若返らせる機能がある!と注目されています。

⑤その他

加齢によるホルモンバランスの異常

ファッションにより子宮を冷やしたり、体を締め付けたり

することはホルモンバランスを悪くします。

自分でできる改善法

①ストレッチ

胸の筋肉(大胸筋)のストレッチの方法
胸の筋肉(大胸筋)のストレッチの方法
大胸筋

体(筋肉)が硬いと血液や酸素、ホルモンも循環できません。

体のすみずみまでホルモンを行き渡らせるために、体をゆるめます。

1例として「大胸筋だいきょうきん」は胸にある筋肉です。

大胸筋はストレスがかかると体が丸くなります。

仕事、家事、パソコンなど体が丸まる姿勢が多いことで脳はストレスを感じ

循環が悪くなります。

なので体を伸ばすことはとても大切です。

特に大胸筋は「心のかがみ」といってもいいくらい、ストレスを関係があります。

しっかり伸ばしましょう!

②顔をほぐして脳をリフレッシュする

顔はホルモン異常を示す1つのサインです。

脳内で顔面をしめる領域はとても広く、

顔面と体の関わり合いは深いのです

(美容鍼で顔に鍼をすると、体がぽかぽかするや、胃が動くなどもこの機序です)

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脳地図

ストレスは顔を見ればわかりますよね=表情が暗い

表情筋のエクササイズで脳をリフレッシュさせる

お口の運動②『あいうえおべー体操』 - いまじゅくケアプラザ日記
あいうえお体操

表情筋を動かすことが、脳の伝達物質セロトニンの濃度を高め

痛みやうつな気分を改善させると同時に、

美容効果もあがります!

⇒できるだけ大きく口を動かし、表情筋を大きく動かすこと

★1つの動作で10秒ほどキープ

★声を出さなくてもOK。声を出すと腹筋も鍛えられます!

★短く何度も動かす:筋肉をほぐす

★あー、と10秒キープは筋肉が伸ばされ続けるのでストレッチしているイメージ

  • あ:口を大きめに丸く
  • い:口を横に広げて頬を上に上げる
  • う:口をとがらせる
  • え:口角を上げる
  • お:上唇と鼻の下の筋肉を使う

★お風呂などで鏡で動きを確認しながら行ってみましょう!

エルトロゲンは作れます!

女性ホルモンのエストロゲンは

男性ホルモンのテストステロンかも

マザーホルモンと言われるホルモンの前駆物質であるDHEAからも作られます!

閉経を迎えた女性でも、テストステロンを上手く出すようにできれば

エストロゲンは増やせます!!

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運動

強めな運動が必要・・・筋トレ・ジョギングなど 

筋肉が必要なんです

長時間は必要ありません

1週間に1,2回の強めの運動

DHEAの摂取

DHEAとは副腎皮質で分泌されています。

体内で性ホルモンを作るための原料で「マザーホルモン」と呼ばれています。

分泌量は思春期で急激に高まり、20代でピーク、

その後急激に分泌量が減少し、40代では約半分

80代ではほとんど分泌されなくなってしまいます。

DHEAの特徴

  • 免疫力を高めて病気を予防する
  • 筋肉量を増やし、ダイエットを促す
  • 血圧や血糖値を下げる
  • ストレスを軽減し、うつを改善する
  • 記憶力を向上させ、アルツハイマー病を予防する
  • 不妊を改善
  • 更年期症状や骨粗しょう症を予防

自然薯、納豆や黒豆、アボカドにはDHEAが多く含まれる

増やす方法

①食事:イソフラボン(大豆類)の摂取

②有酸素運動:肉体的なストレスをかける

③リラックス

★日本ではDHEAのサプリメントは市販されていません

①イソフラボンはエルトロゲンと似た構造のため

エルトロゲンと似た作用をします。

ただし、腸内細菌に分解されないと吸収されないので

便秘は大敵です

※もともと分解されている発酵食品:みそ・醤油も有効です!

大豆イソフラボンアグリコンの年齢別生理作用

イソフラボン_3-min.jpg

私のおすすめは「枝豆」 かんたんが1番!

②有酸素運動

※ムリなことはしない! ×バーベルを上げる ×ジョギング1時間など

「これくらいでいいの?」

と思われたかも知れませんが、

これはふだん運動していない人、高齢者向けです。

運動習慣のある方、男性などは

回数やキープ時間を増やす、おもりをつけるなど負荷をアップしてください。

1週間に1から3回が目安です。

★寝る前にすると目が覚めてしまうので、日中に行いましょう♪

③その他生活で見直したいこと

  • ストレスを減らす
  • 砂糖・炭水化物を減らす
  • グレープフルーツをとる
  • さば・さんま・ぶり・いわしなど青魚(多価不飽和脂肪酸)をとる
  • アルコールを減らす
40~50代でもイキイキした女性の共通点。「若返りホルモン」を増やすためにできること【美容専門医】

※閉経前のレベルに戻ることはありません

急激な減少ではなく、ゆるやかな減少をめざしましょう♪

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ambai

京都 女性専科レディース鍼灸あん梅 院長の川口美佐世です。院長といっても私一人の鍼灸院です。他の患者様はいらっしゃいません。くつろいで心と体のお悩みをお話してください。 私のリフレッシュは大好きな銭湯と”宝塚歌劇”観劇!! お問合せは電話、メールでお持ちしています。