疲労はそのままにしないこと!
- 何となくボーッとする
- 体がだるい
- 動きが重たい…など
- 普段感じている疲れ
「少し休めば元にもどるから…」と、
気にしない人も多いかも知れませんが、
疲れがたまると調子を崩しがちになりますので、
きちんとケアすることが重要です。
感じない疲労が1番恐い!「疲労感なき疲労」
自覚がないまま疲労が
溜まっていくのは危険。
スポーツや仕事でのやりがいや達成感(責任感が強い人)
によって本来感じるはずの疲労感を脳が感じにくくなり、
体には疲労が溜まっているのに、
それを認識できない状態が「疲労感なき疲労」です。
疲労感は消えても疲労は消えていませんから、
そこで頑張って仕事をすればますます疲労は溜まってしまいます。
「疲労感なき疲労」が怖いのは、
この状態が長く続けば気づいた時には倒れるほど疲れている
可能性があるということです。
「疲労チェック」
疲労は進行します!
疲労は継続時間により急性疲労と慢性疲労に大きく分けることができます。
日常の仕事やスポーツなどによる疲労は、
休息や睡眠をとることで改善され、
ときには適度の疲労感が爽快感をもたらすこともあります。
こうした日常生活で繰り返される一過性の疲労は、急性疲労と呼ぶことができます。
休息や睡眠では改善されず、
長期間にわたり爽快感とは対極にある倦怠感や不快感を伴うものが慢性疲労で、
このような疲労には何らかの処置が必要とされます。
⇒早めの対処が必要です
疲労回復方法
実は間違っていた? 疲労解消の勘違い!
1、うなぎやスタミナ料理を食べて夏バテ解消?
昔から「精がつく」として親しまれてきたうなぎ。
糖質をエネルギーに変えるためのビタミンB1を豊富に含むため、
夏バテ解消に重宝されてきました。
しかし、現代において夏バテはエネルギー不足が原因ではなく、
ビタミンB1も不足していないため、疲れ対策にならないのです。
(夏バテの原因は、自律神経の乱れ、胃腸の機能低下)
スタミナ料理も加齢とともに胃もたれし、余計に疲れてしまいます。
2,栄養ドリンクやコーヒーを飲む
疲労対策としてコンビニや薬局などで手軽に手に入る
栄養ドリンクやコーヒーですが、
飲むと疲れがとれたように感じるのは、
カフェインや微量なアルコールの覚醒作用によるもの。
効果が切れたときに、かえって強い眠気や疲労感に襲われることもあります。
3,長時間熱いお風呂に入る
熱い湯につかれば疲れも吹き飛ぶ…ように感じるのは
脳内に分泌される快感物質のせい。
疲れを「感じなくなる」だけで、
実際には熱い湯につかることは体に大きな負担をかけ、
かえって疲れの原因になってしまいます。
温泉に入ると良く眠れるわけではなく、
長時間の入浴によって体が疲れたためぐっすり眠れるのです。
副交感神経が優位になり、リラックスできる温度は
38~40度程度です。
4,残業後のスポーツクラブも要注意
「疲労感なき疲労」を生む要因として
夜遅くまで残業してからのスポーツクラブも要注意です。
これは疲労を感じにくくさせたり、
かえって疲労を増やしたりしてしまう原因になります。
運動をするとドーパミンやアドレナリンなどの快感や興奮を与える物質が
脳全体に作用するので、
一時的に疲労感がとれたような錯覚に陥るのです。
運動をするなら、
早めに休憩するか、軽い運動にとどめておくほうが良いでしょう。
次回は7つの疲労回復方法!
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