1、睡眠
睡眠は疲労回復の特効薬
数ある疲労回復方法の中で最も効果的なのが
「睡眠」です。
睡眠による疲労回復効果を高めるには、
睡眠の質を上げることが大事になってきます。
疲れた日に、床に入った途端眠りに落ち、夢も見ずにぐっすり眠り、
夜中に目を覚ますことなく、気がつくと朝だったという経験はありませんか?
これが質のよい睡眠です。
こういった睡眠を毎日とれるようになると、
翌日に疲れを残さずに元気に毎日を過ごせるようになります。
2,食事
バランスのとれた食事で疲れに強い体をつくる
疲れやすい人と疲れにくい人の違いの一つとして、
体の強さがあります。
体が強いほど疲れに対しても強くなるため、
強い体をつくることが疲れ対策になります。
そのために重要なのが食事です。
栄養をバランスよく摂り、それを上手に代謝することができれば、
体の機能は正常に保たれ、細胞も元気になり、
活性酸素に対して強くなります。
一週間単位でもかまわないので献立を調整して
できるだけバランスのよい食生活を心がけましょう。
いろいろな食材を少しずつ!
3,運動
体を適度に動かすと、疲労がとれる!
疲労をとるには何もせずじっとしているのが良いのでは?
と思われる方も多いはず。
実は軽い運動をすると、
数時間後には疲労回復物質FRの量は疲労因子FFよりも多くなり、
運動により出現したFFだけでなく、
たまっていた普段の疲れにまで作用してくれます。
ポイントは、
息が上がらない程度に体を動かすというところです。
4,香り
みどりの香りでリラックス
癒しの効果を求めてアロマテラピーを活用されている方も多いと思いますが、
疲労回復という点でいうと、科学的に抗疲労効果が認められた香りは、
芝生を刈ったときなどに漂う「みどりの香り」1つだけです。
「みどりの香り」とは、
植物が発する緑葉成分(匂いの元は「青葉アルコール」と「青葉アルデヒド」)です。
「みどりの香り」の効果は言うなれば即効型。
「疲れたな」と感じたときに嗅いでみてください。
ゆったり日本茶を淹れる時間をもちたいですね(*^_^*)
ポイントは、低い温度で淹れること!
湯冷ましで人肌程度に冷ましたお湯で淹れるのがおすすめです。
お茶を淹れる時間もリラックスタイム。
特別な香りでなくても、
お家の近くで咲いている花やハーブの香りなど、
深呼吸してみてください。
5.入浴
ぬるめのお湯に半身浴が効果的
ゆっくりと湯船につかることで血行が促進され、疲労回復につながります。
ここで大切なのは、ぬるめのお湯で半身浴をするということ。
38~40度のぬるま湯に、みぞおちのあたりまでのんびりつかって、
自律神経を休ませてあげましょう。
寝る時間の1~2時間前に入浴して体温を上げておくと、
質の良い睡眠につながります。
6.気分転換
疲れをコントロール
ずっと同じところを使い続けるとその場所が疲労してしまうのは、
体でも脳でも同じです。
何か別のことをする=気分転換をすることは疲労の軽減に役立ちます。
例えば、仕事をしていて疲れたら、窓の外の景色を見てみてください。
あるいは、楽しくおしゃべりをしたり、
好きな音楽を聴いたりするのも良いでしょう。
何かに集中していると脳は疲れてしまいますので、
上手に気分転換をはかることも疲れをコントロールするためには大切なのです。
7.ゆらぎ
自然や四季の変化を感じてリラックス
自然の多い場所に出かけると、気分がスッキリして、
疲れが軽くなったように感じることがありませんか?
どうして疲れが癒やされるのか。
これはマイナスイオンのおかげではありません。
マイナスイオンの効用にはまったく科学的根拠がないのです。
その秘密は「ゆらぎ」にあります。
例えば、森の中では温度と湿度は刻々と変わり、
木々が風に揺れるたびに木漏れ日が輝き、
時おり川のせせらぎや鳥の声が聞こえる…というように、
自然の中ではすべてが絶えず変化しています。
これが「ゆらぎ」なのです。
人の生体活動にも、
自然の環境と同じように「ゆらぎ」があります。
脳波や心拍数、体温、血圧など私たちの生命維持に関することも、
一定ではなく常に変化しています。
私たちも自然の一部。
体の中に「ゆらぎ」を持っているため、
自然環境の「ゆらぎ」とシンクロすることで心地良いと感じるのでしょう。
自然や四季の変化を意識し「ゆらぎ」をうまく取り入れて、
疲労の軽減を心掛けましょう。
番外
疲労回復、痛みをとるために鍼灸の出来ること
①抗重力筋への鍼
抗重力筋は交感神経の緊張を反映しやすいため、ゆるめると、リラックスできます!
⇒脳の疲労をとることが可能
首、肩や胸元、おへその側など
「私、そこ鍼されてるわ!」
という方も多いはず。
肩こりだけでなく、そんな意味もあって鍼してます!(^^)!
②表情筋への鍼
顔はストレスによってこわばりやすいですよね。
顔の筋肉をゆるめることで、ストレスの軽減につながります。
よく鍼をするのは百会(頭のてっぺん)
こめかみにある太陽。
実は美容鍼は美容の効果だけではなく
脳をリラックスさせることで
ストレスの軽減、痛みの軽減、不眠の改善にも役立つのです!
③眼の疲労を緩和させる鍼
眼から刺激は脳を興奮させ、疲労を招きます。
鍼で眼の周りの血流改善や筋緊張をとることが大切です
鍼だけでなく、首、頭のマッサージの際
「そこめっちゃ痛いです!」
とおっしゃるツボがあります。
ご自分では眼の周りを温めるのも効果的です
④前頭前野領域への鍼
頭維(ずい)そりこみの場所
ストレスがかかると前頭前野の機能が低下するため
たとえば
「治った自分が想像できない」
「痛みのことばかり考えてしまう」
など、マイナスの思考の悪循環に陥りがちです。
血流を改善するために鍼。
通電せていただく方もいらっしゃいます。
マッサージでも
「そこなんですか?!」
と言われるほど圧痛を訴えるかたもいらっしゃいます。
疲労、ストレス、悩み事などで
前頭前野の機能は低下するため
鍼刺激で症状を緩和させることが大切です。
血流改善です!
みなさん疲れすぎ(^^;)
鍼灸治療は痛みの治療(オピオイド=鎮痛物質をだす)だけでなく
リラックス効果も高めています。
鍼をしたところにできる
赤い反応は「フレア」
治さなきゃ!
と、血液が集まってきて
新しい酸素や栄養を運んで来てくれているのです。
鍼は皆さんの体が治ろうとする(自己治癒力)の、お手伝いです!
SOSの声を無視しないで!
疲労
体からのSOS
早めの対処を
鍼灸
京都
女性鍼灸
メノポーズ(女性の悩み・更年期))専門鍼灸師
レディース鍼灸あん梅
サイト運営者:川口美佐世