骨盤周囲の筋肉が骨盤を決めます!
女性の患者様から
●出産後に「骨盤がゆがんでいる」と言われ骨盤矯正を受けました
●足の長さが左右違っていると言われて、矯正してもらいました
というようなお話はよく聞きます。
ちょっと待ってください!
骨盤治療について、1回整理させてくださいね。
骨盤は、腰椎(背骨の腰の部分)の下にある仙骨を中心に、
両脇に大きく広がる腸骨、それに恥骨や坐骨など複数の骨によって構成されています。
それらの骨は、関節や靭帯、筋肉によって支えられていますが、
なんらかの理由(運動による衝撃、習慣的な悪い姿勢、出産など)によって、
結合部がずれたり、ゆるんだり、あるいは骨の向きが傾いたりすることがあります。
そうした状態の総称が、骨盤のゆがみです。
ゆがみが起こる場所によって、腰や筋肉、内臓などが影響を受けるため、
人によってさまざまな症状がみられます。
①骨盤治療のイメージは「骨盤矯正」
⇒骨をポキポキ鳴らして調整する
②多くの筋肉が骨盤にくっついているため
③骨の周りについている筋肉をストレッチし、元の位置に戻すことが矯正
④骨盤はゆがまない⇒骨盤はずれる
⑤骨盤矯正はストレッチや筋トレで可能
※骨盤の位置を治す:鍼灸師はしません
※骨盤の周りの筋肉をゆるめていく:鍼灸師もできます
※骨盤の位置によって周りの筋肉がひっぱる
筋肉を調整することで、骨の位置が変わります
骨の位置が変われば、体のラインも変わります
⇒「筋肉を調整するため」に鍼をします
骨盤がゆがむと体調や体型の変化がでやすくなります
骨盤の上には背骨
骨盤の下には股関節
骨盤の内側には骨盤内臓器(腸・膀胱・生殖器)
内臓(便秘や下痢、お腹のはりなど)
泌尿器系(頻尿、膀胱炎など)
生殖器(生理不順、更年期など)
循環(冷え症、むくみなど)
姿勢を保つにはたくさんの筋肉が働いています
骨盤の前傾・後傾は、体の前・後ろについている筋肉のどちらかが関係しています。
どちらかが緊張(硬くなっている)していると、反対側は弱く、
強い側にひっぱられて傾きます。
慢性的に痛みのある患者様はそのストレスで体が硬くなりがちです。
※強い筋肉(硬い筋肉)を鍼・マッサージ・ストレッチでゆるめる
※反対側の弱い筋肉を筋トレで鍛える
両方するのが大切です!
骨盤にはバイオリズムがある
骨盤は常に同じ状態にあるわけではありません。
日、月、年(季節)によって開閉する周期があり、その時々によって体の状態も変わっていきます。
一般に骨盤が締まっているときはやる気に満ちて活動に適しており、
緩んでいるときは体内に老廃物がたまりやすく体調不良を招きやすいと言われています。
夏は骨盤が緩みやすい時期です。
骨盤を起因とする好不調の波を把握しておくことで、日々の体調管理にも役立ちます。
次回はあなたの骨盤の状態をしる方法をお伝えします!(^^)!
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