秋の3ヶ月間を「容平」といいます。
容平とは、一言で言うと
「秋の落ち着き」です。
もう少し言えば「粛正をも認容する、平常心」です。
秋は万物が実を結ぶ時です。
この時期は生命力も身体の内側に、しまいはじめる季節です。
激しい運動などは避けておとなしく過ごすことが必要です。
古典には
「心を安らかにして、出来なかった事を悔やまず、
ゆったりとさせる」
と書いてあります。
成し遂げようとやたらと動きまわるのも良くない
とも書いてあります。
秋から冬にかけてはゆったりと構えることが養生なんです。
焦らず行きましょう!
【秋養生のポイント】
① 乾燥に注意・・・潤い食材をタップリと。梨、ミカン、びわ、きくらげ、山芋類など。
② 気分の落ち込み、悲しみの感情に注意・・・深呼吸や大きな声を出して気を動かす。
③ 冬に備えて冷え対策、抵抗力アップを図る・・・旬の魚、きのこ類、山芋類、エビ、羊肉、鮭など。
秋は寒暖差が激しくなることから、呼吸器系にトラブルが出やすい時期です。
秋の花粉によるアレルギー症状が出始める方もいらっしゃるでしょう。
まだ暑さが残る時期ですが、この時期に冷たい物を摂りすぎると、
冬に不調をきたします。
また、秋の五臓である「肺」が乾燥すると
- 咳がでる
- 疲れがとれない
- やる気が出ない
など様々な不調につながってしまいます。
- 早寝早起き
- 安らかに、淡々と
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