患者様で
「毎日お酒を飲む」という方がいらっしゃいます。
「不眠だから」と寝酒を習慣にされる方もいらっしゃいます。
お酒にも良いところと悪いところがあります。
お酒の薬膳的効能には
- 冷えた胃を温める
- 寒気を散らす
- 血行を促す
- 筋肉痛をしずめる
などがあります。
胃腸が弱くて
冷え症で
血行が悪い方は
少しのお酒で食欲が出て、症状が改善されるでしょう。
ただ、もともとのぼせがちで熱っぽい方は
症状を悪化させる可能性があります。
控えるほうがいいですね。
知っておきたいお酒の効能
アルコールにはいつくか種類がありますが、
ここでは醸造酒の代表として、
日本酒、ワイン、ビールの東洋医学的観点を解説します。
日本酒(温性/甘辛苦)
身体を温める、血の巡りをよくする、筋肉のこわばりを解消、等
ビール(寒性/苦辛)
鬱を改善、ストレス解消、体の熱を冷やす
ワイン(温性/酸甘渋辛)
身体を温める、気の巡りをよくする、関節の痛みを解消、等
寒い時期には日本酒かワインを選ばなくてはいけません。
また、性質の後に示した味の部分は五味といって、
生薬はすべてこの五味で分類されています。
「甘」は、疲れや痛みを軽減、気を補う働き
「辛」は、発汗作用で余分な熱や水を排出、代謝を上げる
「苦」は、解毒、解熱作用
「酸」は、気や汗を引き締める作用
酒はその種類によって「甘」、「辛」があり、それによって効能が少し違ってきますが、疲れを癒し、気を補い、身体を温めてくれる日本酒は、まさに百薬の長ではないでしょうか。
ビール500mlを一缶
清酒一合
週に3日以上飲む人は
「習慣飲酒」という状態で、
アルコール依存症の入り口になると言われています。
適度な飲酒量は、1日あたり「純アルコール量20グラム程度」です!
お酒は少しなら
- ストレス発散
- 血のめぐり改善
- 明日の活力
となり得ますが、度を超すと
あっという間に自分と
周りの人を傷つけてしまう危険なものになってしまいます。
できれば週3回以上の飲酒は控えましょう。
※これだけはやめておこう!
×缶チューハイ ストロング
安い、口当たりがいい、ジュースみたい
ということで女性や若い方を中心に
手軽に飲めるアルコールとして人気ですが
アルコール度数は9%
大量の人工甘味料は肝臓に負担をかけるだけでなく、
急速に酩酊状態になります。
お酒を楽しくたしなむためには
○ゆっくり飲むこと
○酔ってきたら水を飲むこと
○飲み過ぎないこと
京都
鍼灸
百薬の長、万病の元、どちらにするのも自分
楽しく!美味しく!
女性鍼灸
ストレス発散は別の方法で
メノポーズ(女性の悩み・更年期)専門鍼灸師
レディース鍼灸あん梅
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