
眠れない方に
「雨の音」を聴く、
という動画がありますね。
家の中でゆっくりできる時は
生の「雨の音」で心と体をゆるめてみませんか?
中医学は最古の音楽療法を提唱したと言われています。
「天に五音あり、人に五臓あり、これは人が天に対応するものだ」
という一説があります。
中医学の音楽ケアは「五音療法」
中医学にも、音楽による独自の養生法「五音療法」があります。約二千年前の医学書『黄帝内経(こうていだいけい)』にも記されたその療法は、五行説(万物は木・火・土・金・水の5つの要素に当てはまるとする考え方)に基づくもの。5つの音は五臓・五志に対応し、臓腑の働きや情緒に影響をもたらすと考えます。この基本をもとに体質に合わせた音楽を取り入れることで、心身を健やかに整えていくのです。五音には、それぞれ“楽しむのに最適な時間”があるのも興味深いところ。五音の音楽を聴くときは、下記を参考にベストなタイミングで聴いてみてください。
<五音療法の主な目的>
・五臓の働きを整える
・情緒を安定させる
・気、血、津液の巡りを整える
<五音の音階>
中国音楽の五音は、西洋音楽に当てはめると次の音になります。
宮(きゅう):ド
商(しょう):レ
角(かく):ミ
徴(ち):ソ
羽(う):ラ

たとえば
脾胃を整える(宮)
宮(ド)を主音とする楽曲は、五行の土のように重厚感があり、抒情的でゆったり落ち着いています。「脾胃」(胃腸)の働きを促すとされるため、食事前後の1時間に楽しむのがおすすめです。
● 楽曲例「十面埋伏」
音のリズム、波動、テンポを利用して
人間の情緒に働きかけ、五臓の働きまで整えてしまうんですね♪
●琴の音を聴いて心をととのえる
●お鈴の音を聴いて心をととのえる
●水琴窟を聴く
などの養生法もあるそうです。
”雨の音”、水の音のリズムやテンポに耳を傾けて
穏やかな時間を過ごしてみるのはいかがですか?
心身を休ませる、
よいひとときになるでしょう♪

♪京都市内で楽しめる水琴窟♪

★瑞巌山 圓光寺
★永観堂禅林寺
★妙心寺退蔵院
★清水寺成就院
★宝泉院
★大橋家庭園(苔涼庭)
★京都府立植物園

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