季節の楽しみ 紅葉狩り

ようやく木々が色づいてきましたね。

紅葉には3つの条件があります。

①夜の急激な冷え込み(昼夜の温度差)

②適度な湿度

③夏から秋にかけての日照時間

東洋医学では心を穏やかに保つためにも

自然に触れたり、自然の中に身を置くことを大切にしています。

養生の1つに「山の稜線をながめる」

という方法があるそうです。

自然に身を置く

紅葉狩り

「毘沙門堂」

京都に住んでいるのに、紅葉の名所と言われるところには

ほとんど行ったことがありません(^^;)

嵐山や岡崎に自転車で訪問しているので、

走りながら楽しんでいます(*^_^*)

観光客の多い有名な寺院には、なかなか行けませんが

●近くの大きな公園

●少し遠出して山の稜線が見えるような場所に赴いて

ぜひ紅葉を眺めながら適度に歩いて

季節の移り変わりを楽しみましょう!

紅葉狩りは五感の養生

目:見て癒やされ

耳:風の音を聴き

鼻:土や木の匂いをかぎ

肌:ひんやりした空気を肌で感じ

葉っぱに触れてみる。

さらに歩く刺激が足腰に伝わることで、

冬に労るべき「腎」を元気にできるので

紅葉狩りはスペシャルな養生です♪

口福♪ 目で味わい、心もいやされます!

神社仏閣は陰陽五行(木火土金水)大集合!

紅葉の名所は神社仏閣が多いですよね。

神社仏閣には

土、木が多く

池や手水鉢などのがあり

さらに蝋燭や灯籠などのがあり

鈴や鐘、仏像などもあります。

なんと五行(木火土金水=肝心脾肺腎)のすべてがそろう

まさにパワースポット!

神社仏閣に行くと心が落ち着くのは

こんな仕掛けがあるからかも!

鐘=金属

手水鉢=水

灯明=火

私も行きたくなってきた!

温かいお茶とおやつをもって

京都を楽しむ

季節を楽しむ

ぼんやりする

静謐を楽しむ

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養生 病気の”ものさし”を変えること

いま健康保険でできる医療は

「病気になってから治す」という考え方です。

私たち患者側も、健康保険が使えるから

「予防するよりも治療するほうが早いし、安い!」

「医師=専門家に任せた方がいい」

「病気は医師に見つけてもらうもの」

という考え方が根づいています。

誰もがすぐに医療につながることができる

「国民皆保険制度」の成果でありますが、

予防という概念がこれまであまりありませんでした。

かんたんに医師=専門家のところに行けるため

自分の身体のことを知るチカラを失い、

その結果、病気になってから苦しむということもあるのではないでしょうか。

東洋医学の考える予防とは

0次予防

生活を見つめ直し、生活や風習の意味を理解し

季節に応じた生活をすることで

さらに健康に!

さらに綺麗になる!

健康観であり

単に病気を予防する、ということは異なります。

⇒さらに健康になる!という価値観

西洋医学の考える予防

1次予防:生活習慣の改善や予防接種で病気を未然に防ぐ

2次予防:定期検診や検査を受け、病気を早期に発見する

3次予防:病気を適切に治療し、悪化や再発を防ぐ

 ⇒病気にならない、という価値観

健康観の違いを考える

健康指導:西洋医学

  1. 認知症予防
  2. ロコモ予防
  3. 生活習慣病予防
  4. ストレス予防
  5. かぜ予防

対策

  1. 脳トレ
  2. 運動
  3. 食事・運動
  4. 睡眠・カウンセリング
  5. マスク・手洗い・うがい

※問題(病気)の数だけ対策が必要。

病気の間近、病気になってからでないと予防が始まらないのが弱点。

自分が認知症になるとわかる時期がいつなのか、

によって予防は大きく結果を変えます。

養生指導:東洋医学

  • 体の原理を学ぶ
  • 心の原理を学ぶ
  • 心身のサインを読み解く

 ⇓

対処

  • ゆるめる
  • 温める
  • 整える
  • 補う
  • 鍛える

1つ1つの症状の対策ではなく、身体全体をトータルしてみる考え方です。

高齢者は病気は間近なので、

健康指導といわれる予防法でいいのですが、

若い人、まだ病気から遠い人は健康であればあるほど

予防という考えよりも「養生」という

自分で病気を発見して、治す

という考え方の方が、より健康になれるのではないかと思っています。

 ⇒「病気になってから治す」という考え方から

病気にならないための「予防・養生」へシフトすることが

大切です。

「病気のものさしを変える」とは

いつ

自分が健康でないな

病気なのかな

と思ったか。

たとえば、今までは「かぜ」に気づくのは

せき・鼻水・熱など、症状が出てからでした。

その状態は「未病」ではなく、「病気」です。

ものさしを変えると

かぜのサインは

肩こり・寒気・冷え・いつもより疲れやすい

その時点でかぜに気づければ

ほぐす・温める・リラックス・休むなど

「未病」の段階で対処できます。

若林理砂【ぼんやり不調を整える】キーワードは「赤身肉」「乳製品」「湯船」。冬に向け「養生」始めるなら今です - レタスクラブ

すでに症状がでている場合は「病気」です。

養生だけでは回復しないことがあります。

ぜひ積極的に専門家の治療を受けてください!(^^)!

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養生

明日も元気に

明治国際医療大学・伊藤和憲先生

日本養生普及協会

早く気づける知識を

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爪の健康 血のバロメーター

足の甲に鍼やお灸をするとき、靴下を脱いでいただきます。

よく見る爪のトラブルは

  • 足の親指の爪が分厚くなる
  • 変形している
  • 色が他の爪とちがう

などです。

爪水虫の可能性もありますが、それ以外の原因も。

肥厚爪(ひこうそう・ひこうつめ)とは

爪が分厚くなった状態のことです。

長期間にわたって爪に何らかの圧力が加わったりすることで起こり、

手の爪よりも足の爪で多く見られます。

爪肥厚があると、爪が割れやすくなったり、厚くなった爪の中が空洞になったり、

はがれやすくなったりします。

靴下をはくときに引っ掛かって着脱しにくいことがあります。

靴をはくたびに痛みが伴うほど爪が厚くなると、

外出を控えるようになってしまうこともあります。

(高齢者の場合は足腰の筋力低下につながります)

また、見た目も健康な爪とはだいぶ様子が違うので、

ほかの人に見られるのを恐れて内向的になってしまうなど、

心にも影響することがあります。

その原因4

靴が合わない

主な原因としては、足の形に合っていない靴が挙げられます。

自分の足の形に合っていない、もしくはサイズの合わない靴を

履き続けることにより起こります。

ハイヒールなどの窮屈な靴を履いている女性に多く、

靴の圧迫により爪が伸びにくくなると、厚く固くなっていきます。

爪先への物理的な負担続くことが原因なので、妊娠による体重増加も原因となりえます。

②加齢

年齢を重ねていくほどに、人間の爪は水分を奪われ、乾燥し弾力性を失い、縮み、

厚く固くなっていくものだといわれています。

足の角質と同様に、足の爪も固くなりやすく、老化とともにどうしても厚さが出てきます。

肥厚爪は70代や80代など高齢者に多いのが特徴です。

③深爪

深爪は小さい頃からの習慣となっている場合が多く、

深爪の習慣があると指先のやわらかい部分(肉)が地面から受ける圧力によって

徐々に盛り上がり、爪の成長が妨害されて爪の下に新たな爪が生まれ、

層状に爪が厚くなることがあります。

④爪のケア不足

爪の肥厚は、入浴時にきれいに洗わなかったり、爪切りの回数が少ない場合にも

起こります。爪と皮膚の間に角質(老廃物)が溜まりやすくなり、

そこに水虫などが発生し、詰まって厚くなることがあります。

※肥厚爪は自分で爪切りをすることが困難なことがあります。

切るより、ヤスリで削る。

または皮膚科や形成外科にご相談くださいね。

爪の縦じわは老化、横じわは過労の証

爪に縦じわがあるのは肌にハリがなくなってシワになっているのと同じような状態です。

潤い不足など老化現象の1つです。

肌の潤いと同じように「血を補い、潤いをもたらす食材」

(牡蠣、ほたて、くらげ、かつお、れんこん、長いもなど)を

加熱してとります。

 横じわは貧血や過労などで栄養不足になったことによるものです。

爪は一ヶ月に3~4㎜伸びるので、横じわがどこにできているかで、

過去にどれくらい体に負担がかかっていたかを知ることができます。

しげしげと、ご自分の爪を眺めてみましょう!

ではなぜ、「血は不足するのか?」

①血を作るための材料が少ない

②寝不足、疲労、出血などで血を消耗しすぎた

③血の原料を消化して、吸収するための脾胃(消化系)が弱っている

爪は良く切れる爪切りでスパッ!と切る

押しつぶさない

引きちぎらない

爪切りにも寿命があります(刃物なので)

爪は、髪の毛と同じ「ケラチン」と呼ばれるタンパク質で構成されています。
一枚の板のように見えますが、実は構造的に3枚の層から出来ています。
また、10〜15%ほどの水分が含まれていることも爪の特徴です。

そのため爪にまつわるトラブルは、

●乾燥や爪に与える衝撃などの外的要因

●栄養不足や血行不良などの内的要因など

さまざまなことがもとで起こります。

例えば、日常的にパソコンのキーボードを叩いていると爪にダメージが蓄積され、

二枚爪や割れ爪になってしまうケースがあります。

冬など乾燥した季節に何のケアもしないままでいると、

爪から水分が失われ、割れやすくなってしまいます。

セルフケアできる爪トラブルの予防

まずはお使いのツメキリを見直してみましょう。

先述したように、爪は3層構造となっています。

もしお使いのツメキリの切れ味が悪いものだと、

切るというより引きちぎるように作用します。

そうすると爪に圧力がかかり、3層のうち表面と真ん中の層が剥がれてしまう

ことになってしまうのです。
これが、二枚爪や割れ爪の原因となります。
そうならないためにも、切れ味のよいツメキリを使う必要があります。

また、乾燥も爪にとって大敵です。
加齢によって爪に縦線が出てきますが、その主な要因が乾燥です。

いつまでも指先を若々しくさせておくには、指先の保湿は欠かせません。

市販のネイルオイル、ボディクリーム、ハンドクリームなどを

爪の生え際や爪の表面に塗布して、乾燥を防ぎましょう。

十分な油分と水分が与えられていれば、パソコンのキーボードを叩くだけで

爪が割れるようなことにはなりません。

目の疲れにも血を補う

血を補う赤い食べもの、黒い食べもの

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週に2回爪切る

私の爪切りは15年ものでした

栄養不足だと爪先まで栄養が行き渡らない

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「よっこいしょ!」は腰痛対策

訪問鍼灸でお宅に伺い、ベットの上で施術することがあります。

ベットに乗るとき、ついつい

「よっこいしょ!」と言い、

ベットから降りるときも

「よっこいしょ!」と言っています。

もはや無意識に(^^;)

患者さんから

「先生も年ですな」と言われます。

まったくその通りです!

ベットに上がれなくなったら、訪問鍼灸も終わり時かもしれませんね(^^;)

でも、

よっこいしょ!

どっこいしょ!

よいしょ!

など、声を出すことでいい効果があることがわかりました!!

それは「シャウト効果」

この掛け声を研究した報告は多数あります。

何か力を必要とする時やタイミングよく力を入れないといけない時などに

「ヨイショ!」

「せぇーのっ!」

などと掛け声を掛けると、実際力が入りやすくなったり、

イッチ、ニィー、イッチ、ニィー

と声を出して歩くとタイミングよく力が入りやすくなる傾向があります。

声を出して力を入れることで科学的には約5%~7%ほどの

筋出力アップをもたらすという報告もあります(シャウト効果)。

また重たいものを持ち上げる時に何気なく力を入れてしまうと腰を痛めそうですが、

「はーっ、よっ!」

っと声を出しながら持ち上げると脳が興奮し、

筋肉の運動を制限しているブレーキがゆるみ

しっかり腰にも力が入ります。

さらに声を出すとき腹圧がかかるので、体幹が安定します。

掛け声の効果として、

多くの筋肉がタイミングよく動員されることがあるようです。

スポーツの世界ではよく活用されていていますね。

ハンマー投げや重量挙げ、そしてテニスや卓球でも声を出しています。

これは声を出すことで

大脳のブレーキが外れ、いつもより少し力が出やすくなるそうです。

大声を出すことで興奮状態を作り出しているんですね。

「火事場の馬鹿力」もこれと良く似た現象かもしれません。

しっかり筋出力されるために、

タイミングよく力が発揮されるために、

怪我をしないために、

しっかり声を出して動作を開始 しましょう!

よっこいしょ!はタダ

言い訳ではありません

シャーツ!とかの方がかっこいい?

エアベットは要注意

声出していきましょう!(^^)!

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楽しい毎日を

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季節の養生:小暑 顔のたるみ・むくみの原因

小暑(しょうしょ)は7/7~22の時期で、梅雨が明けて本格的に夏が始まる時期です。

この時期は身体活動がピークを迎えるため、疲れもピークになります。

そのため身体のだるさだけでなく、ヤル気がなくなりやすい時期でもあります。

とにかく、暑いですから(-_-;)

疲れは身体のだるだや、肩こりのような症状からはじまりますが、

食欲減退や消化不良などの症状としてもあらわれます。

この時期は疲れをとるためにも、

栄養価が高く、吸収の良い食べものを積極的にとるようにしましょう!

なお疲れを自覚する前に、肌のたるみやむくみ、

くすみなどがあらわれることが多いでしょう。

特に顔は脳の状態を強く反映していると考えらています。

定期的に鏡で顔の状態を見ながら、自分で体調診断をするとともに、

筋肉をほぐすようなケアも必要です。

西洋:顔の反射神経学チャート

東洋:顔と内臓の関係

この時期は心にも体にも疲れがたまりやすいため、

疲れをとることが大切です。

特に顔面は脳への影響が多い部位なので、心と体のケアとして、

フェイシャルケアがおすすめです!

フェイシャルケアで特に大切なのは表情筋をリラックスさせること。

顔の筋肉が表情を決めている!

●浅層表情筋⇒表情を作る筋肉

●深層表情筋⇒顔を固定する筋肉

深い筋肉(土台となる筋肉)が弱ると、筋膜⇒皮ふという順番で

影響を及ぼしていきます。

筋肉が硬いことで水はけが悪くなり、

筋膜付近に水、リンパがたまります。

その結果、顔のむくみが起こり、その上にある皮ふはずっとむくんだ状態に。

老廃物が溜っているので、肌に色が変わったり、肌にニキビが出来やすくなります。

表情筋のリラックス

お風呂の中などで「あ・い・う・え・お」の

母音を大きく口を開けて発声してみましょう!

表情筋は口の周りを中心に存在しており、「あいうえお」の発音をすることで

これらの筋肉がストレッチされます。

1日に1つの発声に10秒、それぞれ10回ほどやってみましょう♪

顔の筋肉を大きく動かすように意識しましょう!!

顔のむくみをとる

手順①両手をおでこに当て、耳に向かってゆっくり流す

手順②イラストのように頬骨の上に手を当て、耳に向かってゆっくり流す

手順③頬骨の下に手を当て、フェイスラインに向かってゆっくり流す
(頬骨下を一度にできない場合は上・下と分けてもOKです)

手順④顎と首の間のくぼみに親指腹を当て、耳に向かってゆっくり押すように流す
(フェイスラインのリンパは少し深いところにあるため、ゆっくり深く押しましょう)

手順⑤耳に集まったリンパを、指の腹を使って首、鎖骨の順番でゆっくり流す

手順⑥最後に、鎖骨のくぼみを息を吐きながら押す

明日からあなたも綾瀬はるか!

顔もコル

美容鍼は顔の筋肉をゆるめる働き

思っている以上に笑えていない

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とにかく暑い

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女性のお悩み むくみ

むくみは体の水分コントロールの不具合

仕事終わりに足が痛いくらいにパンパンになっている。

足首のくびれがなくなり、象の足のようになっている。

など、病気が原因でない日常的なむくみのご相談は多いです。

老化や生活習慣の乱れによって毛細血管がダメージを受け、

血流が滞ってしまったり、

バランスの悪い食生活の影響による水分バランスの乱れ

などで起こる身体の浮腫(むくみ)。

中でも脚の浮腫は病気の場合を除き、

長時間同じ体勢でいることによる血液、

リンパ液などの循環が悪くなることも

大きな原因の一つとなります。

むくみを訴えられる方は下記のような症状も見られることがあります。

  • 食欲不振、胃もたれがする
  • 体や手足が重だるい、頭が重い、頭痛かある、関節が痛む
  • 便がべったりしていて、すっきり出ない
  • 口の中がべたつく、口臭がある
  • 月経の量が多い。またはだらだらと続く、おりものが多い
  • 痰が多い。鼻水が多い
  • 皮膚の色が黄色っぽい
  • 舌の苔が白い、または黄色い
  • 舌全体の色が見えないほど苔が厚い
  • 舌全体が大きくふくらんでいる、ふちに歯形がついている

いずれも水分代謝機能の不具合です。

余分な水分がたまっていると、

湿度の影響も受けやすく、湿度の上がる夏場や梅雨、秋頃の台風の時期に

体が重い、だるい、めまいがする、胃腸の不快感

などの症状がでやすくなります。

冷えによって、体内の水分代謝をコントロールする「腎」の働きが弱まっています。

「腎」には体全体を温める働きもあるので、ここが弱るとむくみやすくなるほか、

薄い尿がよく出るように。

老廃物をため込みやすいタイプのため、中年太りにも注意しましょう。

【まずは水分を控えること】

冷たいビール、外食時の氷の入ったお水、冷蔵庫で冷やした果物やサラダ、

お刺身、アイスクリームなど、冷たいもの摂りすぎや

水分の摂りすぎは体内の水分調整機能を低下させます。

まずは体温より冷たいものや飲み物の摂りすぎを控えましょう!

香りのいい食材で巡らせる】

しょうがやねぎ、にんにく、三つ葉、しそ、せり、にら

など香りの高い野菜

ゆずやレモンなど柑橘類をとりましょう♪

その香りで体内の余計な水分の排出を助けてくれます。

冷やして食べると逆効果になりかねませんから、

せめて常温でお召し上がりください。

【利尿作用のある食べ物で湿を追い出す】

水分代謝を促す働きがある

小豆、白菜、こんにゃく、はと麦などがおすすめ。

尿の出をよくし、むくみを解消します。

ただし、こんにゃく・はと麦には体を冷やす作用があるので、

温める働きのある食材と一緒にとりましょう。

こんにゃくのきんぴらには唐辛子を、

はと麦のスープには生姜を加えるのがおすすめ。

美味しそうー!

【運動やお風呂で汗をかく】

ウォーキングなどの有酸素運動や、お風呂がおすすめ。

足湯もいいですが、

体が温まって代謝がよくなり、汗や尿で効率よく余分な水分を排出できます。

40度くらいのお湯に10~15分くらい浸かるのが目安。

バスソルトを入れるとより発汗が促されるのでおすすめです。

【むくみを解消するツボを刺激する】

親指で、いた気持ちいい程度の力で5秒くらい押しましょう。

 湧泉(ゆうせん)…… 足裏の中央よりやや上、指を内側に曲げたときにへこむ所
→水分代謝を改善する。ゴルフボールなどに足裏をのせてコロコロ転がし、足裏全体を刺激してもOK。

☑ 腎愈(じんゆ)……おへその真後ろから指2本分外側の背骨の際
→利尿作用があり腰痛にも有効です。シャワーや使い捨てカイロなどを当てて温めても。

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むくみ

水分のとりすぎも注意

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食養生 酒は百薬の長? 酒は万病の元?

患者様で

「毎日お酒を飲む」という方がいらっしゃいます。

「不眠だから」と寝酒を習慣にされる方もいらっしゃいます。

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お酒にも良いところと悪いところがあります。

お酒の薬膳的効能には

  • 冷えた胃を温める
  • 寒気を散らす
  • 血行を促す
  • 筋肉痛をしずめる

などがあります。

胃腸が弱くて

冷え症で

血行が悪い方は

少しのお酒で食欲が出て、症状が改善されるでしょう。

ただ、もともとのぼせがちで熱っぽい方は

症状を悪化させる可能性があります。

控えるほうがいいですね。

知っておきたいお酒の効能

アルコールにはいつくか種類がありますが、

ここでは醸造酒の代表として、

日本酒、ワイン、ビールの東洋医学的観点を解説します。

日本酒(温性/甘辛苦)  

身体を温める、血の巡りをよくする、筋肉のこわばりを解消、等

ビール(寒性/苦辛)  

鬱を改善、ストレス解消、体の熱を冷やす

ワイン(温性/酸甘渋辛) 

身体を温める、気の巡りをよくする、関節の痛みを解消、等

寒い時期には日本酒かワインを選ぶ

また、性質の後に示した味の部分は五味といって、

生薬はすべてこの五味で分類されています。


「甘」は、疲れや痛みを軽減、気を補う働き
「辛」は、発汗作用で余分な熱や水を排出、代謝を上げる
「苦」は、解毒、解熱作用
「酸」は、気や汗を引き締める作用
酒はその種類によって「甘」、「辛」があり、それによって効能が少し違ってきますが、疲れを癒し、気を補い、身体を温めてくれる日本酒は、まさに百薬の長ではないでしょうか。

ビール500mlを一缶

清酒一合

週に3日以上飲む人は

「習慣飲酒」という状態で、

アルコール依存症の入り口になると言われています。

適度な飲酒量は、1日あたり「純アルコール量20グラム程度」です!

お酒の画像

お酒は少しなら

  • ストレス発散
  • 血のめぐり改善
  • 明日の活力

となり得ますが、度を超すと

あっという間に自分と

周りの人を傷つけてしまう危険なものになってしまいます。

できれば週3回以上の飲酒は控えましょう。

※これだけはやめておこう!

×缶チューハイ ストロング

安い、口当たりがいい、ジュースみたい

ということで女性や若い方を中心に

手軽に飲めるアルコールとして人気ですが

アルコール度数は9%

大量の人工甘味料は肝臓に負担をかけるだけでなく、

急速に酩酊状態になります。

お酒を楽しくたしなむためには

○ゆっくり飲むこと

○酔ってきたら水を飲むこと

○飲み過ぎないこと

追加

お酒ですぐに思い浮かぶのは「肝臓」の病気。

実は肝臓はアルコールだけでなく、

甘い物の取りすぎでも傷ついてしまいます!

参考

NHK「トリセツショー 肝臓」

https://www.nhk.or.jp/program/torisetsu-show/2024_kanzokaiteiban.pdf

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百薬の長、万病の元、どちらにするのも自分

楽しく!美味しく!

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ストレス発散は別の方法で

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冬の養生 冷えると老ける

冷えの症状

体を冷やすと痛みや不調がでます!

と言い続けていますが

体を冷やすと老けます!

なぜなら冷えると血の巡りが悪くなり、

全身への栄養が行き届かなくなるからです。

もちろん見た目の変化も出てきます。

なども増えます。

体の内側が冷えると

  • 足腰の痛みや、動作が緩慢になる
  • 頭痛
  • 肩こり
  • 夜間尿

などにも繋がります。

冷えは季節や環境だけでなく、精神的なストレスでも起こります。

対策は

暖かい服装にすることも大切です!

お願いしたいのは

  • 靴下(足首より上の):おすすめはハイソックス!
  • 腹巻き

避けたいのは

  • きつい下着
  • きつい靴
  • 素足

毎日の飲食も大きく影響します。

氷入りの飲み物やアイスなどはもちろん冷えますし

生野菜や刺身、お寿司などの生ものも体を冷やしてしまいます。

生野菜は温野菜、おひたしにチェンジ。

刺身やお寿司は食べるとき、薬味をたっぷり使って

さらに熱い汁物やあがりをプラスして。

アイスクリームの後には、

あったかいお茶を飲んで帳尻を合わせてくださいね!

「冷やさないで」と

お話すると勘違いされることもあるんですが

「とにかく温める」ことではありません。

生姜やシナモン、にんにくなどは温めてくれますが

過度に取れば発汗やほてりなど

熱がこもってしまうこともあります。

温めることは悪いことではありませんが

過度にならないようお気をつけください。

長湯やサウナも注意が必要です。

汗をかきすぎると、体力を消耗します。

何ごともほどほどに(*^_^*)

鍼灸のあとに

  • 顔色が良くなった♥
  • 透明感がでた♥
  • 体が軽い♥
  • 全身があったかくなってきた♥
  • 眠たい♥

とおっしゃるのは

全身の血流が良くなって、巡りがよくなっていることが大きいと思います!(^^)!

温めて♥ほぐれて♥リラックス

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養生はいい加減で長続き

完璧じゃなくていい

少し気をつけて

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秋分 暑さ寒さも・・・

秋分の日、とあると1日だけな気がしますが

24節季の秋分の期間は9/23~10/7頃です。

秋分は春分と同じく

太陽が真東から出て、真西に入って

昼夜の長さがほぼ等しくなる日。

真西には極楽浄土があると考えられています。

仏教の世界では

ご先祖様のいるあの世を「彼岸」

私たちの生きている世界を「此岸(しがん)」

と呼びます。

お彼岸は彼岸と此岸の距離が

一番近くなる日、

ということで

ご先祖様をより近い距離でご供養する行事です。

あの世に旅立たれた方々も

この世を懐かしんでおられるのか?

どんなところか、教えにきてください(*^_^*)

お彼岸のお供え物は「おはぎ」

呼び名はいろいろありますが

一説には

小豆が採れたばかりの秋は、つぶあんで「おはぎ」(お萩)

ひと冬越して固くなった小豆は、こしあんで「ぼたもち」(牡丹餅)

を作るようになったとか。

ちなみにもちをあんこで包んだおかしは

夏と冬にも別の呼び名があります。

夏は「夜船」

冬は「北窓」

これはいわゆる言葉遊び的な言いまわし。

「月」と餅つきの「搗(つ)き」をかけたものです。

ぼたもちやおはぎは基本的に米をついて作らないため、

「つき」がないとして、

「月のない夜は、いつ船が着いたかわからない」ので「夜船」としたり、

「北側の窓からは月がみえない」ことから「北窓」と呼ぶようになったとか。

お菓子の名前一つもおしゃれ!

最後に「あずきの力」で養生

ポリフェノールは抗酸化作用。

  • アンチエイジング
  • 新陳代謝のアップ
  • 冷え性の改善
  • 美白・美肌、更年期障害の軽減など

その他

  • 便秘解消:食物繊維
  • 貧血解消:鉄分
  • コレステロール低下:サポニン
  • 高血圧予防:カリウム

女性に役立つ作用をたくさん持っています。

薬膳では

  • むくみ
  • 疲れやすい
  • 母乳が出にくい

時におすすめです!

皮に栄養分があるので「つぶあん」がおすすめです!

ついでに

きなこは「大豆」⇒イソフラボン

大豆の効果

  • 胃腸の調子が悪い
  • 疲れやすい
  • 更年期障害がある

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アンパンマンのあんこは「つぶあん」

食欲の秋

食欲・睡眠欲は健康のバロメーター

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潤いは夜つくられる 4つの潤い養生

秋は乾燥の季節です。

  • せき
  • 乾燥肌
  • 便秘 など

秋は「肺」

肌は肺の管轄です。

みなさん気になる美肌のお話

美肌作りは内面から

健康が基礎の美しさは

  • 潤いがある
  • ツヤがある
  • すべらかで
  • ハリがあり
  • 弾力に富み
  • 血色がいい

4つの潤い養生

1.質の良い睡眠をとる

中医学では「潤い」は夜に作られると考えられています。

なので夜更かしするほど「潤い」がどんどん消耗し、

お肌にハリとつやがなくなっていきます。

出来るだけ、日付が変わる前に寝るようにしましょう!

2.月経を大切にする

月経時は特に「血」を消耗します。

まずは月経痛、PMSなど月経トラブルがないか、セルフチェックを。

肌のくすみ、透明感、

これらは「血のめぐり」が関係していると考えられます。

シミやそばかすも血のめぐりが悪化した結果です。

 よい血を作るためには「黒い食べ物・赤い食べ物」が有効です。

血を巡らせるためには、適度な運動も大切です!

運動は特別な時間ではなく

  • 座っているより、立つ時間を増やす
  • 階段を使う
  • 寝る前にストレッチする

など、普段の生活の延長でOK!

3.目を休める

「血」を貯蔵している肝が弱ると、出てくるサインは眼精疲労やドライアイ。

特に夜はスマホの見過ぎに注意!

4.胃腸を休める

食べたものを「気」や「血」に変えるのは胃腸の力です。

胃腸の力が弱ると滞りが生まれ、肌が荒れやすくなったり、浮腫みやすくなります。

暴飲暴食は避け、胃腸に負担をかけないことを意識することを心掛けましょう。

※肌の乾燥には潤いを補う「白い食べ物」

潤いを補うのは水分だけではありません!

このほかにも

りんご、梨、山芋、白きくらげ、ゆりね、蜂蜜も!

秋冬に美味しい物がいっぱいです(*^_^*)

中医学の肺の役割

  • 呼吸
  • 体液のバランスと皮ふの調整
  • 発汗(汗をかきすぎる・汗をかけない)
  • 体温調整

空気が涼しくなって乾燥して肺が弱ると、

全身から元気がなくなり、肌や鼻や喉の粘膜などが乾燥して風邪を引きやすくなります。

潤い不足で便秘にもなるし、肌荒れも気になりますね。

まずは今夜

早く寝てみましょう!

いいことがありますよ!(^^)!

お灸のおすすめは

  • 血を巡らせる「血海」
  • 女性のつぼ「三陰交」
  • 肺を元気に 「尺沢」

美容鍼「肌の乾燥」

美容鍼「顔のむくみ」

美容鍼「頬のたるみ」

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