帯状疱疹の患部です。
驚かしてすいません。
毎週往診にいく患者様から
「大変なことになって!」と服を脱がれたところ、
右肩に紅い湿疹が。
5日ほど前から肩、胸に痛みを感じておられたものの、
マッサージのもみ返しかと考えておられたそうですが、
昨日からピリピリした痛みと紅い湿疹が現れたとのこと。
昨夜は痛みで眠れなかったとおっしゃっていました。
今日内科を受診され、帯状疱疹の診断と抗ウイルス薬とぬり薬を処方されていました。
帯状疱疹は水疱瘡にかかったことのある方なら誰でもかかります。
特に
- 風邪などで発熱した後
- 過労
- 睡眠不足
- ストレス
- 体力が落ちている時
- 免疫力が落ちている
- 加齢
時に発症しやすいようです。
新型コロナ後に、帯状疱疹の患者さんが増えたとの報告もあります。
帯状疱疹は予後が曲者で、
湿疹が赤黒くひきつれのように残ったり、
帯状疱疹後の肋間神経痛に長く苦しまれる方もいらっしゃっいます。
鍼灸では発症から早いうちに湿疹の周囲を直灸で治癒を早めるための治療をします。
後の後遺症が残りにくいのです。
今日は残念ながら直灸の用意がなかったので、鍼とせんねん灸で治療しました。
30分置鍼して仰向けになっていただいたところ、
「痛みがほとんどない」とのこと!
昨夜痛みで寝ておられないので、今日は眠れそうと
施術 中からうとうと。
急性期の痛みにも効果があります。
鍼灸で出来ること
- 神経根の根元(発疹がでている局所の脊椎の際)に鍼通電
- 発疹が出ている周囲に直のお灸を据える
- 肺の疾患ととらえられるので、腕の肺経の治療
鍼灸治療では服を脱いでいただき、
肌を診て、触るため、発疹が出る前に
「ぴりぴりする痛み」
「ほのかに肌が赤い」
などの変化で気づいたことがあり
家族様に「もしかしたら、帯状疱疹かも」
とお伝えして、受診していただいたこともありました。
もちろん抗ウイルス薬を服用、ぬり薬も併用しての
鍼灸治療ですが、医師から
「治りが早い!」
と驚かれました(*^_^*)
ならないために
誰でも発症する可能性があります
- 自分の体力を過信しない
- しっかり休む
- 適度の運動
- 体を温める
- 3食バランスよく食べる
いつもお伝えしている事の繰り返しですが、
日頃から体調管理を心がけることが大切です。
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