年中養生 腹巻き!

「私、手足が冷たくて」

「生理痛がひどくて」

「冬はしもやけがひどくて」

などなど、冷えが関係する症状を訴える患者様は多いです。

その時お聞きするのは

「お風呂、つかってますか?」

「靴下はいてますか?」

そして

「腹巻き、してますか?」

腹巻き、というと皆さんけげんな顔をされます(^^;)

腹巻きは昼間も、仕事中もしてください!

腹巻きは女性のお助けアイテムなんです!!

お腹を温める3つの効果

(1)免疫力アップ⇒風邪をひきにくくなる!
腸内の細菌は、

免疫力を高めるなど体によい働きをする善玉菌

体に悪い働きをする悪玉菌

そして健康なときはよい働きをするが不健康なときには悪い働きをする日和見菌に

分けられます。

お腹を温めることで、腸内の働きがよくなり腸内フローラのバランスも改善されます。

免疫細胞の働きもよくなって、免疫力がアップします!

(2)美肌⇒便秘も解消
腸と肌には密接な関係があります。

悪玉菌が増えて腸内環境が悪くなると有害物質が産生され、

血液を通して全身の様々な器官に悪影響を与えます。

その結果、肌荒れ、くすみ、吹き出物などを招いてしまいます。

お腹を温めて腸内環境が改善すれば、

肌がきれいになるなどよい影響が出てきます。

肌をきれいにしたいなら、

スキンケアだけでなく腸から改善するのが効果的だというのです。

(3)ダイエット代謝を上げる
ダイエットの基本は、食事により取り入れるエネルギー(カロリー)と、

活動などで消費するカロリーのバランスにあります。

人のエネルギー消費で多くを占めるのが、生命維持のために必要な基礎代謝です。

これには筋肉量や年齢など様々な要因がありますが、体温もその1つ。

厚生労働省によると

体温が1℃上がるごとに、代謝量は13%上がるとされています!

体温が下がらないようにすることは、健康的なダイエットにも役立つのです。

また、腸内環境がよくなり、便秘が解消されるなど腸の活動が活発になることも、

ダイエットによい影響を与えます。

腹巻でお腹を温めることに加え、

食物繊維や乳酸菌などを含んだバランスのよい食事を心がけると、

なお効果的です。

そしてぜひ取り入れていただきたいのは

若い女の子たち!

今ある生理痛や頭痛の改善だけでなく

将来の妊娠・出産を安全に迎えていただくためにも

「お腹、冷やしたらあかんよー!」

娘さんやお孫さん、近所の若い女の子たちに

ぜひ広めていただきたいです(*^_^*)

冷えは万病の元

小中学生だった自分に教えてあげたい!

生理前後は腹巻きしときや

今はおしゃれなのあります♪

夏の冷えにも

腹巻きのおすすめ、聞いてください!

腹巻きパンツもいいです♪

あいちゃん、おへそ出てるよー

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ゼロカロリーでもリスクがあります!

患者さんにも

「ダイエットコークだから大丈夫!」

「カロリーゼロだから大丈夫!」

「健康に良さそう!」

という理由で

「ゼロカロリー」「糖質ゼロ」のジュース飲料や

アルコールなどを選んでいる方がいらっしゃいます。

嗜好品なので一概に

「やめてください」

とは言いませんが、ちょっとそのチョイスを見直してみてください。

例えば「飲料100ml中、5kcal未満であればカロリーゼロと表示して良い」ので、

ペットボトル1本(500ml)飲むと、

「カロリーゼロ」と書いてあったとしても多くて20kcalとる場合もあるということです。

同様に「カロリー控えめ」「ノンシュガー」「糖質カット」についてもそれぞれ

基準があることを覚えておきましょう。

飲料の場合はたいてい100mlあたりの栄養成分表示になっているので、

自分が飲む分量に換算して考えましょう。

500mlのペットボトルを1本全部飲む場合は、

表示の5倍のカロリーや糖質をとることになるわけです。

2本3本と本数が増えれば、いくら「カロリーゼロ」や「ノンシュガー」であっても

当然カロリーや糖質は増えますよね。

「ダイエットにNG」と勧告

WHOが2023年5月15日付で発表したガイドラインは、

ダイエットに興味がある世界中の人に衝撃を与えました。

その内容は

「砂糖代替の甘味料に体重減少効果はなく、むしろ病気のリスクを高める」

というもの。

WHO栄養・食品安全担当ディレクターのフランチェスコ・ブランカさんは、「砂糖をNSS(Non-Sugar Sweeteners;非糖質系甘味料)に置き換えることは、長期的には体重コントロールの役に立たない」と明言します。

NSSとは、砂糖の代わりに用いられる糖質でない甘味料を指し、一般的にはアセスルファムK、アスパルテーム、サッカリン、スクラロース、ステビア、ステビア誘導体などが含まれます。エネルギーになる糖質ではないため、「カロリーゼロ」をうたう食品には、こうした甘味料がよく使われています。

今回のWHOの勧告は、過去の複数の研究を調査するシステマティックレビューの結果に基づいたもの。

WHOは「NSSを摂取しても成人および小児の体脂肪を減らすうえでは長期的な利益をもたらさない」こと、「長期使用により成人の2型糖尿病や心血管疾患、死亡のリスク増加など、望ましくない影響がある可能性」が示唆されている、としています。

参考として、NSSの一種である、いわゆる人工甘味料について、2021年の研究(※2)では「人によっては人工甘味料に減量効果がないばかりか、食欲を高めてしまう可能性もある」ことがわかっています。

ダイエットだけでなく肝臓外来からの提言もあります

カロリーゼロ食品に含まれている種々の人工甘味料に、


ホルモン(インシュリン)に作用し脂肪を蓄える


味覚を狂わせる


依存性が強い (もっと飲みたい!)

…という問題があり、


とくに脳の摂食中枢、満腹中枢を狂わせ、

”カロリーゼロ”なのに他のものを止めどなく食べてしまい、

高度肥満や高度脂肪肝になった例が増えているとのこと。

また腸内細菌叢を乱す原因となるという研究報告もあります。

人工甘味料の甘い罠

『腸内細菌叢の混乱が起こるのは 非栄養性甘味料が

人間にとってはカロリーがゼロ あるいは少ししかない一方で

一部の腸内細菌にとっては栄養となり それらを増殖させるから』

人工甘味料は人間の腸にすむ細菌の働きを妨げるのみならず、食後に血糖値を下げにくくする可能性があることがわかった。血中にブドウ糖が長く留まるほど、糖尿病、心血管疾患、慢性腎臓病のリスクは高くなる。論文は2022年8月19日付けで学術誌「Cell」に発表された。

腸の病気を考える

腸活

感情は食べたもので出来ている

あなたの選択が数年後のあなたを助けます

知っていれば選べます

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おかゆで養生

おかゆの十徳

お粥に10の功徳があることを、正式には「粥有十利 」と表現します。

これは、「お粥の十徳」という意味で、

「色、力、寿、楽、詞清弁、宿食除、風除、飢消、渇消、大小便調適」

という10の利点があるとされています。

それぞれが意味していることは、具体的に次の通りです。

①色:顔色、肌の色つやを改善する
②力:体力と気力のアップ
③寿:寿命を延ばす
④楽:胃に優しいため、体がラクになる
⑤詞清弁:頭の働きが良くなり、言葉が清くさわやかになる
⑥宿食除:消化が良い
⑦風除:風邪を防ぐ
⑧飢消:飢えを癒す
⑨渇消:のどの渇きを癒す
⑩大小便調適:便通を良くする

これは、1100年ごろに中国で編集された「禅苑清規」に記されていたものです。

さらに、1600年ほど前の経典「摩訶僧祗律」などにも記されていることも

明らかになっています。

つまり、仏教の世界では約2000年も前からお粥の効果が知られていたと同時に、

仏教ではお粥は欠かせないものであったことがわかります。

鍼灸治療の初診の問診で

「朝食に何を食べていますか?」

とお聞きすると

  • スムージー
  • オートミール
  • フルーツグラノーラ
  • 菓子パン
  • 何も食べない!

という方もいらっしゃいました。

朝は1日で一番体温の低い時間帯なので、

朝に体温よりも冷たい物をとると、低い体温がさらに冷やされ

筋肉や組織が収縮し、血流も悪くなります。

冷えた体を温めるためにエネルギーも消費し、朝から疲れる原因となります。

つまり1日のスタートがマイナスからはじめることになってしまいます。

そのため、

「朝ご飯には温かい物をなにか1つ、追加してください!」

お話しています。

  • コーヒー
  • スープ(インスタントでOK)
  • お味噌汁!(もちろんインスタントでOK)
  • ホットミルク
  • お白湯!

などなど

今日はその中でも

おかゆ をおすすめ!

朝食を温かいおかゆにすることで、

体の内側から温められ、体温を高めるためのエネルギーはセーブされ

筋肉もゆるみ、血流も巡りやすくなります。

すると酸素や栄養が体のすみずみまで流れやすくなり

活動しやすくなります。

またおかゆの糖分が届いて、頭も働きやすくなります。

少しのことですが、マイナスではなく、プラスから1日をはじめることができます!

こうした毎日の積み重ねが、将来への健康貯金になります。

具体的なおかゆの活用法

●一人前 スープジャー(魔法瓶)で作る方法

櫻井大典先生Xより

作り方は

①米洗う

②米を入れて熱湯注いて2-3分待つ

③一旦お湯を捨てて、再度熱湯を注ぐ。

④あとは放置してたら出来ます。

コツは

1 スープジャーと米を予熱すること

2 タオルなどで保温すること

3 国産ブランドのスープジャーを使うこと

●まとめて炊飯器で炊いて

炊飯器のお粥モードで一気にまとめて炊いて

翌日食べるお粥は器に入れてラップして冷蔵庫へ。

翌日硬さ調節にお湯を入れてレンチン。

残りは1食ずつタッパーに入れ冷凍。

食べる時タッパーごとレンチンして器に出して硬さ調整にお湯を入れてレンチン

なるほどー

これなら私もできるかも(*^_^*)

やってみます!

※おかゆは食べものです!しっかり噛んで食べましょう(*^_^*)

毎日じゃなくてもいい

朝ご飯じゃなくてもいい

胃がお疲れのときにも

朝はなにか食べてね

朝食を抜くと太りやすくなります

ベビ待ちにも朝ごはん大事

ちなみに私はホットミルクティー

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おかゆ

私でもできそう

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冬の養生 小寒1/6~1/19のころ

冬至が過ぎて寒さが次第に厳しくなるころです。

小寒に節に入ることを「寒の入り」といい、立春までの1ヶ月が「寒の内」です。

1/7は「春の七草」である

せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すすな、すずしろ

を入れた七草がゆを食べ、新しい年の健康を祈ります。

春の七草はお正月にムリをさせた内臓を休ませるために

胃腸を休める意味があるとも言われています。

平安時代から季節と健康と食べものは結びついていたんですね。

新年のスタートであるこの時期は、まず内臓の疲れをいやして

体に新鮮なエネルギーを送れるように調整しましょう♪

※1/7だけでなく、おかゆはいつ食べてもいいですから!

※おかゆは食べものです!しっかり噛んで食べましょう(*^_^*)

七草は“日本のハーブ”とも言われ、様々な効果が期待できる優秀な食材であることをご存じですか。

■せり
「食べると競り勝つことができる」という縁起物です。
ビタミンC、ミネラル、食物繊維などを豊富に含み、貧血防止や、生活習慣病の予防にも効果が期待できます。

■なずな
「撫でて穢れ(けがれ)を取り除く」とされ、別名はぺんぺん草です。
ビタミンB1、B2、ミネラル、食物繊維をバランス良く含んでおり、高血圧の予防や止血作用、整腸作用があります。

■ごぎょう
ごぎょう(御形)とは「仏様のからだ」という意味もある縁起物です。
鎮咳作用があり、風邪や気管支炎にも良いと言われています。

■はこべら(繁縷)
「繁」という漢字から「子孫繁栄」の願いが込められています。
たんぱく質やカルシウム、鉄などのミネラルを豊富に含み、止血作用や整腸作用があります。
汁で歯を磨くと歯にも良いと言われ、天然の歯磨き粉としても使えるそうです。

■ほとけのざ
仏様が座る「安座」に似ていることから縁起が良いとされています。
胃腸の働きを整えたり、高血圧の予防にも効果が期待できます。

■すずな
「すず」という字が入っていることから「神様を呼ぶ鈴」という由来があります。別名はかぶです。
葉は、カロテンやビタミンC、E、ミネラル、食物繊維が豊富に含まれています。
根は、カリウムやビタミン、食物繊維のほか、消化を助けてくれるアミラーゼ(でんぷん分解酵素)を含み、胃もたれや胸やけを防ぎます。

■すずしろ
その白さから「潔白」というイメージがあり、縁起の良い野菜とされています。別名は大根です。
自然の消化剤とも言われ、胃腸の働きを助ける酵素が豊富に含まれます。
また、がん予防に効果があると言われるオキシターゼなども含まれます。

胃腸の働きを整える栄養が含まれていて、お正月のご馳走で疲れた胃腸を癒してくれる、とても理にかなった行事食ですね。

胃腸を休めるためなので、新しく七草を買わなくてもOK!

お家にある葉っぱものを刻んでいれればOKですよ!(^^)!

寒灸 かんきゅう

そして皆さんにお伝えしたいのは「寒灸」

私もはじめて知りました!

寒の時期に降る雨は「寒の雨」と呼ばれ、体の芯まで冷え切ってしまう

冷たい雨です。

そこで昔の人は、

寒中のお灸はよく効く

といって、この時期にお灸をして体をほぐし、養生しました。

それを寒灸(寒のやいと)といいます。

寒さの厳しい季節を乗り切る知恵ですね。

「冷え」は今でも万病の元。

お灸に限らず、ゆっくり湯船につかったり、足もとや腰まわりを

温かくしたり、風邪などに気をつけて(*^_^*)

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冷えると老ける

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