3/24 みぶな祭りのご報告

壬生で生まれた「壬生菜」を記念して

京都の伝統野菜と工芸をPRする催しにお灸体験会で参加させていただきました。

前日からの雨で、最高気温は11℃とい悪天候の中

ご来場くださった方、

応援メールをくださった方、

準備からお手伝いくださった方、

本当にありがとうございます!(^^)!

大人気だったのが、京漬物「西利」のお漬物と

西利ファームで採れた、山積みの「壬生菜」「大根」

ほとんどの来場者が買っておられました。

めちゃくちゃ安かったそうです!

寒い日だったので、きっと皆さん晩ご飯はお鍋ですね!

私たちは「百会灸」と「お灸&ツボおし」で参加。

まずは自分で体験してみて、頭のてっぺんの初体験の熱さに

思わず笑っております!

治療ではほぼ鍼をしています。

頭皮に直にお灸をすることは出来るのですが、ちょっと髪が燃えちゃうので…。

それでもやりたい方!

どうぞリクエストしてください(*^_^*)

ちなみにあん梅では「百会灸」は用意しておりません。

初体験のお灸に皆さん、笑っております!

そして写真を撮る!

頭から煙り出てますからね!

●お灸が気持ちいいもの

●リラックスできるにおい

●熱いのをがまんしなくていいんだ

と、体感していただきました!(^^)!

ありがとうございます。

当日参加されていたお店や商品を

「養生」目線でみてみると

  • 大根:胃腸の調子を整える、熱があるとき、咳や痰が出るとき
  • 壬生菜:肌荒れ、二日酔い、むくみ・便秘の解消
  • あずき:むくみ、疲れやすい、母乳が出ずらい
  • 抹茶:利尿作用、のぼせ・ほてりに、体の過剰な熱を冷ます
  • 甘酒:疲労回復、冷え症、滋養強壮
  • コーヒー:気持ちを安定させる、眠気解消、むくみ
  • 漬物:腸内環境を整える、便秘の解消、免疫力アップ

以前にご紹介した養生のヒントがいっぱい!

楽しく、美味しく、体も喜ぶ!

追記

壬生菜の美味しい食べ方(あん梅調べ)

  • 生でもいけるので、サラダに!
  • おあげさんと炊く(ちょっと甘い目に)!
  • 炒める!
  • おひたしに!
  • 鍋(やわらかいのですぐできる)!

結論=何しても美味しい(*^_^*)

京都

鍼灸

壬生寺

壬生菜

お灸体験会

養生

女性鍼灸

みぶな買いたかった

せんねん灸さん、ありがとう

来年もよろしく

メノポーズ(女性の悩み・更年期)専門鍼灸師

レディース鍼灸あん梅

サイト運営者:川口美佐世

脳をゆるめる 五感による養生①嗅覚

五感(嗅覚、視覚、聴覚、味覚、触覚)の刺激によって

脳の機能を調整する養生法があります。

脳の機能を調整すると、

  • 慢性的な痛みの改善
  • うつ病や認知症の予防
  • 脳の過敏化を抑える
  • 脳をストレスや老化から守る

などのいいこと!があります。

鍼灸やマッサージは脳を活性化して、リラクゼーションや認知機能をアップします

嗅覚

香りと脳の関係

香りには、一瞬にして脳を活性化させるパワーがあります。

なぜなら、香りを嗅ぐときに使う嗅覚は、五感のなかでも古くから存在する

原始的な感覚器であるためです。

嗅覚だけはダイレクトに脳へ刺激される

香りは、通常「鼻」「嗅上皮」「嗅細胞」「嗅球」「大脳辺縁系」の順で、

脳へ到達します。

このうち大脳辺縁系では、食欲や睡眠欲などの本能的な感情を司ります。

嗅覚は、この大脳辺縁系と直接リンクしていますが、

これは五感のなかで嗅覚だけが持つ特徴であるのです。

つまり、人間が持つ五感のなかでも、嗅覚だけはダイレクトに脳を刺激するのです。

潜在意識を呼び覚ます

潜在意識とは、これまでの経験から知らぬ間に蓄積された価値観や習慣などの、

自覚されていない意識のことを言います。

私たち人間の脳は、理性的な一端を司る「大脳新皮質」と、

本能的な一端を司る「大脳辺緑系」の、ふたつの部位に分けられます。

私たちが日常生活を送るうえで得た視覚や聴覚、味覚などの情報は、

大脳新皮質へ送られてから処理されます。

しかし、香りから得た情報に関しては、大脳新皮質を経由せず、

ダイレクトに大脳辺縁系へと届けられます。

この大脳辺縁系には人の記憶を保管する場所があるのですが、香りから得た情報は、

この箇所にピンポイントに伝わるため、

意識せずに過去の思い出や感情を呼び覚ますことができるのです。

⇒高齢の患者様にお灸をすると、その匂いで昔のことを思い出されることがよくあります。子供時代にご自分がお父さん、お母さんにお灸をすえてあげていた!

なつかしいお話をお聞きすることができます。

香りの心理効果

リラックス効果

香りを嗅ぐことで、脳の中枢部にある大脳辺縁系が匂いの情報を判断し、感情や記憶を呼び起こします。さらに、香りの情報は、内分泌系や自律神経系を司る視床下部や下垂体にも伝わるため、ホルモンの分泌が促進されます。

これによって、リラックス効果や幸福感を得られるのです。

前向きな気持ちになれる

憂鬱な気分が続くときや気疲れしたときに、お気に入りの香りを嗅ぐと、ポジティブな気持ちになれることもメリットのひとつです。

特に柑橘系の香りには、気分を爽やかにさせる効果があります。

リラックスするとともに自信を取り戻し、前向きな気持ちになれるので、

落ち込んだときには、香りを楽しむことをおすすめします。

イライラを抑えてくれる

香りには、イライラを軽減してくれる効果があることも認められています。

芳香成分が脳に伝わると自律神経を刺激し、私たちの心や身体に快・不快の感情を与えます。さらに、嗅覚は視覚や聴覚などを含む「五感」のなかで、唯一「情動」に伝わると言われています。

  • ローズ系:血行促進・身体を温める・沈んだ気分を高める
  • ラベンダー系:ストレスや緊張をとりのぞく、肩こり・便秘によい
  • ユーカリ系:免疫力アップ・呼吸を改善
  • 柑橘系:鎮痛・気分の改善・疲労回復
  • ペパーミント系:頭痛・意識の改善

ご自分のお好きな香りをお試しください

まとめ

脳を過度の緊張から解放することで

  • 脳の働きの効率が良くなる
  • 自律神経
  • ホルモン
  • 代謝
  • 内分泌
  • 神経伝達物質
  • 免疫機能
  • 運動効率

が改善することが明らかになっています!

※香りの感じ方には個人差があります。

香りが強すぎて、体調に影響される方もいらっしゃいますので

どうぞご留意くださいね(香害

京都

養生

脳は鍛えない

五感でゆるめる

気持ちいいことでリラックス

鍼灸

もぐさの香り

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養生:心身をゆるめる

パニックに陥ったら、まずは心身をゆるめる

リラクゼーションは仕事などのストレスだけでなく、

自然災害に遭遇した時にも有効です。

被災された方だけでなく、私たちの人生に

「まさか!」はつきもの。

  • 家族や親しい人の急死
  • 会社を突然リストラされた

など、ないとは言えません。

大きな心理的ショックを受ければ、誰でも心が不安定になり

ストレスに苛まれることにもなるでしょう。

このリラクゼーション方法は

東日本大震災の被災者向けに

「こころと体をゆるめましょう!」

としてまとめられたものです。

ご自宅や職場でも簡単にできるリラクゼーション方法です。

1)セルフタッチ

自分の身体をやさしくさする、抱きしめる・・

気持ちが落ち着かないとき、自分の身体を感じてみましょう。
やさしく自分をさすったり、抱きしめながら、ゆったり呼吸をしましょう。
◎手を合わせてみてください。

◎両腕を包むようにする

あたたかさを感じますか?


◎ほほ、両目、首すじをつつみこむように、ふれてみましょう。


◎ひざや腰を
つつみこむように、ふれてみましょう。


どの方法でもかまいません。
いちばん気持ちのいい方法を試してみてください

2)グーパー呼吸

拳をギュっと握り、息をはきながら、両手を開く


両手をギュッと握ってから、息をゆっくりとはきながら、同時に両手の力
をゆるめます。その後、ゆったりと自然呼吸をしましょう。
力がゆるむ感覚、ゆるんでいる感覚に意識を向けましょう。

①両手をぎゅっと握る

②息を吐きながら、ゆっくりと手の力を抜いていく

3)首まわし

首をゆっくり回しながら、緊張やゆるみを感じる


◎首をできるだけゆっくり左右に回します。
 左を向いて、正面に。右を向いて、正面に戻します。


※正面に戻すときにはゆっくりと、首の緊張感がほどけていく感覚を
 味わいながらゆっくりと戻しましょう。


※左右を向くときに息をすって、正面に戻るときに息をはきます。

同様に、ゆっくり前後や回転も。
★決して無理はしないでください。

4)スワイショー
反復動作をくり返すと、気持ちは落ちつきます

ゆったりできないとき、気持ちを落ちつかせたいときは、反復動作をし
ましょう。反復動作には気持ちを落ちつかせる効果があります。
軽く両足を開いて立って、「腰を回転させる方法」と「腕を前後に振る
方法」があります。

1)腰をゆっくり左右に回転させる。


2)腰が回転するのに応じて、少しずつ、腕が腰の回りを回転する。


3)少しずつ、腕の振りを大きくしていく。

   
※腰を左右に回転させることで、
 両腕が「でんでん太鼓」のように回転します。


※左右に腰を回転させながら、
 肩や上半身のチカラをぬいて行ってください。

※「腕を前後に振るスワイショー」も同様に行ってください。
 肩のチカラを抜いて、左右の腕を同時に前へ、後ろへふります


5)ゆったり呼吸
おなかを意識しながら、ゆったりと呼吸する

ゆったりした呼吸をすることで、全身に新鮮な空気が行きわたり
ます。気持ちも落ちついてきます。
「腹式呼吸」をあまり意識し過ぎないでください。お腹がふくらんだ
り、へこむのを感じるままにしましょう。


1)口から、息をゆっくりとはきます。
 はく息とともに、肩や腕などからチカラが
 抜けていくようにイメージしましょう。
 「身体がゆるんでいく~」と、心の中で語ります。

2)鼻から、ゆっくりと息を吸います。
 胸からお腹、全身に新鮮な空気が満たされていく
 イメージをしましょう。
 お腹や腰にも空気がはいってふくらむ感覚をできるだけ
 感じるようにしましょう。


※何度でも、気持ちが落ちつくまでやってみてください。
※両手をお腹にあてると、お腹の変化を感じやすいでしょう。
※身体を前後に少し、動かしてみるのもよいでしょう。
※自分にあった方法で、ゆったり呼吸してください。

6)グラウンディング
「見て」「聞いて」「感じて」、気持ちをしずめていく

1 .楽な姿勢で座って、ゆっくり呼吸してください。
・足や腕は組まないで、ゆったりとリラックスさせてください。
・ゆっくりと深く呼吸してください。


2 .まわりを見渡してみましょう。


・目に映るもので嫌な気持ちにならないものを、5つあげてください。
 たとえばこんな感じです。
   床が見えます。靴が見えます。テーブルが見えます。
   椅子が見えます。人が見えます。
・ゆっくりと深く呼吸してください。

3 .周囲の音を聞きましょう。


・嫌な気持ちにならない音を、5つあげてください。
 たとえばこんな感じです。
   女の人 が話しているのが聞こえます。
   自分が呼吸する音が聞こえます。ドアが閉まる音がします。
   足音が聞こえます。携帯の鳴る音がしています。
・ゆっくりと深く呼吸してください。

4 .からだの感覚を感じましょう。

・苦痛ではないからだの感覚を、5つあげてください。
 たとえばこんな感じです。
   両手に木のひじかけが触れているのを感じます。
   自分の足が靴の中にあるのを感じます。
   背中が椅子にもたれているのを感じます。
   両手で毛布をつかんでいるのを感じます。
   唇があわさっているのを感じます。
・ゆっくりと深く呼吸してください。

どの方法でも、一番気持ちいい方法を試してくださいね。

自分でできるリラクゼーション

セルフケア

セルフタッチ

養生

鍼灸

ツボ押し

こころと体をゆるめましょう

緊張をほぐす

頭痛や肩こりの予防

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忘れない

サイト運営者:川口美佐世


養生:雨水~寒さが和らぎ雪や氷が溶け、大地が潤いはじめる頃

  • 深呼吸
  • 早寝早起き
  • 日光浴

春は「肝」の季節

肝を労る養生を

春は「そろそろ活動しなければ!」とエネルギーが湧くのを感じられる一方で

なかなかその変化についていけず、焦燥感から心身ともにソワソワしている方も

多いのでは?

起こりやすい不調

春は肝の不調が出やすくなります。

  • 便秘
  • ガスが溜まる
  • 胃腸トラブル

また肝は体中の「筋(すじ)」をコントロールしているので、この時期は

  • 足がつる
  • 肩がこわばる

など、筋の不調を感じる方が多いです。

血流不良による悪化を招かないよう、まだまだ冷えには注意が必要です。

メンタル面では情緒不安定がよく見られる時期です。

  • 怒りっぽくなる
  • イライラ
  • 憂うつ
  • 焦燥感

など、自律神経の乱れによる不調が出やすくなりがちです。

自律神経の乱れ:自分で押せるツボ

養生

イライラなどの”怒り”の感情は、肝を弱らせてしまうので、

とにかく心穏やかに過ごすようにしましょう♪

イライラしたら深呼吸!

春の陽気を胸いっぱいに吸い込むことで、交感神経が落ち着き

リラックスすることができます。

また、肝が司る「筋」をのばすストレッチをすれば、

この時期にぴったりの肝を労る養生になります。

「梅核気 ばいかくき」

梅、とつくので美味しいのかと思いきや

咽喉頭異常感、喉のつかえや違和感のことです。

まるで梅の種が喉につまったように感じ、

飲み込むことも、出すこともできない。

一種のストレス性の症状です。

  • 喉が締め付けられる感じがする
  • 喉の奥に何かつかえているようだ
  • 常に喉に違和感がある

たとえば急に大勢の人の前で発言を求められて、

「うん、うん」と痰がからんだように感じて、軽い咳払いをしたことはありませんか?

それも急性の梅核気です。

こんな症状が出たときは

  • 摂取する水分量を減らす
  • 甘いお菓子や脂っこくて濃い味付けのものを避ける

など、ストレスを受けた胃腸を労ってあげましょう。

春は疲れやすい

京都

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