寒暖差疲労とは、気温差(7℃以上)が大きいと起こりやすくなるもので、
体温を調節する自律神経が過剰に働いてしまい、
全身倦怠感、冷え症、頭痛、首こり・肩こり、胃腸障害、イライラ、不安、
アレルギー(鼻炎症状)などの様々な症状が出てしまう、
「気象病」の1つです。
※気象病は病気の名前ではなく自律神経が乱れたことによる症状の総称です。
そのため気象病・天気痛という疾患名はないので医療機関で治療されることはマレです。
自分で対処する方法を知りましょう!(^^)!
寒暖差には、
- 春の暖かくなっていくときの寒暖差
- 夏の暑い時期の寒暖差(冷房による冷え)
- 秋の寒くなっていくときの寒暖差があります
さらに、室内外(エアコンを使用している状態と外気の暑い状態の差が大きい場合)の
寒暖差や前日比の気温差でも起きます。
最近はテレワークの普及による運動不足などで、自律神経を調整する力も
低下している恐れがあります。
そのため、以前よりに身体が寒暖差に弱くなっている可能性があります。
寒暖差疲労 5つの対策
①体を中から温める
体の中を温めるために、冷たい飲物や体を冷やす食材をとり過ぎないように
してください。
(もしアイスクリームを食べても、温かいお茶を飲むなどバランスをとれば大丈夫です!)
食事の時は、しっかりと噛んで、ゆっくり食べましょう。
一口入れて、咀嚼は20回位がベストです。
②体を外から温める
温めるポイントは、
手首、足首、首、両側肩甲骨の中心の4つです。
●入浴は、ぬるめの38-40℃位のお湯に10-15分程度、
肩までしっかりとつかるのがよいでしょう。
※血圧高めの方はムリのない程度で!
●就寝時は、寝具をしっかりと使いましょう。
その際に重要なのは、首を冷やさないようにすることです。
●外出時は、服を厚めにします。
特に首肩周りは、冷えやすいので、スカーフやマフラーを使用すると良いでしょう。
両側肩甲骨の間に、洋服の上から張るタイプのカイロを使うのも一つです。
③体を軽く動かす
軽い筋力トレーニングやスクワット、全身のストレッチをするとよいでしょう。
階段を使う、一駅分歩く、ウォーキング(20分程度)もおすすめです。
激しい運動は必要ありません。
筋肉疲労が強く残るのは避けた方が良いです。
④ゆっくりと深い呼吸を行う
ゆっくりと深い呼吸をすることは自律神経を整えるのに効果的です。
胸式呼吸でも、腹式呼吸でも出来る方法で問題ありません。
「3秒で吸って、3秒止める、6秒で吐いて、3秒止める。×4セット」
を目安に行いましょう。
⑤腸内環境を整える
腸は脳に次ぐ多くの神経細胞が存在し、「第二の脳」ともいわれています。
腸の健康は全身の健康に影響するので、腸内環境を整えることは
「寒暖差疲労」を予防するうえでも重要なことです。
善玉菌を増やして胃腸の調子を整えましょう。
ヨーグルトや納豆などの発酵食品を1日1回食べるように心がけましょう。
※症状がでている時は
寒暖差疲労・天気痛でめまいがでているときは
耳を温める!
ホットタオルで耳の周りを温めると
症状が和らぐことがあります。
自律神経の乱れ 自分で押せるツボ
早く寝る
甘い物は控える
冷たいものも控える
体を温める
ホットタオル
耳を温める
自分で何とか
鍼灸も役に立ちます
お灸もいいです
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