真夏より強い紫外線に要注意!

立夏は5月5日~5月20日の時期で、新緑がまぶしく、
五月晴れが続くさわやかな季節です。
カエルが鳴き、
金目鯛やニンジンが旬を迎えたころが、
立夏の始まりのサインです。
この季節は紫外線が最も強い時期であるだけでなく、
皮膚が夏の日差しにまだ慣れていないことから、
特に肌の弱い人は紫外線により皮膚が傷めつけられます。
そのため、日焼け止めを塗るなど紫外線対策が必要です。

自律神経を調整する呼吸法
暖かくなることで、からだの動きも活発になることから、
心臓の動きも活発になり、動機や不整脈などが現れやすいのもこの季節の特徴です。

心臓の疲れは全身の循環の乱れを導き、
めまい・ふらつきなどの症状も発展しかねません。

夏の始まりですので、生活のリズムを整えることで自律神経を調整し、
疲れをためこまないようにしましょう。
自律神経を整える方法はいくつかありますが、呼吸を整えることが大切です。

特に呼吸は副交感神経を優位にさせる効果があることから、
心臓の動きを抑え、安定化してくれます。


横になり、肩幅に足を開いた状態でおなかに手を当あて、
鼻から息を3秒程度で吸い込み、口からゆっくり5秒程度かけて吐く。
息を吸うときは、おなかが膨らみ、息を吐くときはおなかがへこむことが、
正しい深呼吸法です。
疲れたときやリラックスしたいときには、ゆったりとした気分で、
おなかと呼吸の関係を意識しながら10回程度行うようにしましょう。
立夏におすすめのツボ・神門(しんもん)
最後に、立夏を乗りきるためのおすすめのツボとして神門をご紹介します。
神門は精神的な緊張を緩め、イライラなどのストレスをおさめてくれる役割があります。
また、心臓にも影響があるツボです。
神門は手首の横しわの小指側の少しくぼんだ場所にあるツボで

イタ気持ちいい程度に、5秒圧迫し3秒離す刺激を、左右10回程度行います。
自律神経が整っている人は押しても痛くはないので、
痛い人や押して気持ちがいい人は自律神経が乱れ、
心臓に負担がかかっている証拠かもしれません。
自律神経のバロメーターとして、一日何回か押して確認することが大切です。
立夏は夏の始まり。
この季節は今まで考えたり、計画してきたことを始めるには最高の時期です。
そのうえ、この時期に始めたことは、身になると言われています。
せっかく始めたことをものにするためにも、
肌ケアや自律神経を整え、心身ともに最高のスタートをきるようにしましょう。

立夏に起りやすい不調:動悸、不整脈、めまい
立夏の養生:赤い色の食べ物をとり、呼吸を整える養生で自律神経を活性化させる

伊藤和憲先生 「今日からはじめる養生学」
京都
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