「拝啓 三伏(さんぷく)の候...」
という時候の挨拶ではじまるのが、昔の暑中見舞いの定番だったそうです。
「三伏(さんぷく)」とは、陰陽五行説において、
夏至以降の三つの庚(かのえ)の日の総称です。
夏の勢いがとても盛んで秋の気配を降伏させるという意味があり、
夏の最も暑い時期のことをいいます。
2024年の三伏は
初伏(しょふく):7月15日 梅雨明け前
中伏(ちゅうふく):7月25日 梅雨明け頃
末伏(まっぷく):8月14日 立秋後
初伏・中伏・末伏を合わせてこの1ヵ月くらいを「三伏」と呼びます
この時期暑いからといって冷房で身体を冷やしすぎたり、
冷たい物を摂りがちですが
東洋医学では
「冬の病は夏に治す」冬病夏治(とうびょうかじ)と
いわれています。
季節の変わり目でもあり、
身体を労わる節目でもありますので
温かい食べ物や飲み物も取り入れたいものです。
朝ご飯にお味噌汁をおすすめしています!
中国ではこの時期に「三伏貼」という生薬のシップを貼って
発汗を促し体の底の冷えをとり、
新陳代謝をアップして冬の季節も健康に過ごしていたそうです。
韓国では「三伏」の日に、
あえてあたたかい参鶏湯(サムゲタン・鶏のスープ)
ユッケジャン(牛肉と野菜のスープ)など
を食べるのも、同じような理由からです。
貼り薬ではないけれど、
夏のお灸もお役に立ちます!
どうぞご自愛ください(*^_^*)
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冬の病は夏に治す
お腹も冷えていますよ
まだまだ暑い!
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