秋の養生 「冬病夏治」

「拝啓 三伏(さんぷく)の候...」

という時候の挨拶ではじまるのが、昔の暑中見舞いの定番だったそうです。

「三伏(さんぷく)」とは、陰陽五行説において、

夏至以降の三つの庚(かのえ)の日の総称です。
夏の勢いがとても盛んで秋の気配を降伏させるという意味があり、

夏の最も暑い時期のことをいいます。

今年の三伏は

初伏(しょふく):7月11日 梅雨明け前

中伏(ちゅうふく):7月21日 梅雨明け頃

末伏(まっぷく):8月10日 立秋後

初伏・中伏・末伏を合わせてこの1ヵ月くらいを「三伏」と呼びます

この時期暑いからといって冷房で身体を冷やしすぎたり、

冷たい物を摂りがちですが

東洋医学では

「冬の病は夏に治す」冬病夏治(とうびょうかじ)と

いわれています。

季節の変わり目でもあり、

身体を労わる節目でもありますので

温かい食べ物や飲み物も取り入れたいものです。

中国ではこの時期に「三伏貼」という生薬のシップを貼って

発汗を促し体の底の冷えをとり、

新陳代謝をアップして冬の季節も健康に過ごしていたそうです。

韓国では「三伏」の日に、

あえてあたたかい参鶏湯(サムゲタン・鶏のスープ)などを食べるのも、

同じような理由からです。

貼り薬ではないけれど、

夏のお灸もお役に立ちます!

どうぞご自愛ください(*^_^*)

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京都

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冬の病は夏に治す

しもやけ

まだまだ暑い!

メノポーズ(女性の悩み・更年期)専門鍼灸師

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投稿者:

ambai

京都 女性専科レディース鍼灸あん梅 院長の川口美佐世です。院長といっても私一人の鍼灸院です。他の患者様はいらっしゃいません。くつろいで心と体のお悩みをお話してください。 私のリフレッシュは大好きな銭湯と”宝塚歌劇”観劇!! お問合せは電話、メールでお持ちしています。