お知らせ一覧

「養心」=心の養生

よく患者様に

「何もしてないのに、肩がこるんです」

と言われます。

「動かさないから、血行が悪くなって肩がこるんですよ」

とお答えしています。

肩を上げ下げする簡単な運動だけでも、

肩周りの筋肉が動いて、血行が良くなります。

新しく流れる血液が、痛みの物質や疲労物質を流してくれるので

ラクになるんですね。

実は心も同じ。

動かないと気・血が滞ってしまうように、

心も動かさなくては!

無反応に、無表情になってしまいます。

疲れ過ぎていると、

忙しすぎると、

心が動かなくなってしまいます。

養心ようしん」 とは

心の機能を高めること。

最近

  • 感動した!
  • 泣いた!
  • 笑った!

ありましたか?

秋の夜長

  • スポーツを応援する!
  • 本を読む!
  • 映画を観る!
  • 好きな音楽を聴く!
  • しゃべり倒す!
  • 美味しい物を食べる!
  • 月を見上げる!
  • 体をケアする!
  • ペットをなでなでする!

あなたの感動ポイントはなんですか?

京都

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養生

私はもちろん宝塚歌劇♥

昨日も泣いてきました♥

全力で楽しむ

秋はメンタル

一日一笑

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秋の養生「容平」ようへい

秋の3ヶ月間を「容平」といいます。

容平とは、一言で言うと

秋の落ち着き」です。

もう少し言えば「粛正をも認する、常心」です。

秋は万物が実を結ぶ時です。

この時期は生命力も身体の内側に、しまいはじめる季節です。

激しい運動などは避けておとなしく過ごすことが必要です。

古典には

「心を安らかにして、出来なかった事を悔やまず、

ゆったりとさせる」

と書いてあります。

成し遂げようとやたらと動きまわるのも良くない

とも書いてあります。

秋から冬にかけてはゆったりと構えることが養生なんです

焦らず行きましょう!

【秋養生のポイント】

① 乾燥に注意・・・潤い食材をタップリと。梨、ミカン、びわ、きくらげ、山芋類など。

② 気分の落ち込み、悲しみの感情に注意・・・深呼吸や大きな声を出して気を動かす。

③ 冬に備えて冷え対策、抵抗力アップを図る・・・旬の魚、きのこ類、山芋類、エビ、羊肉、鮭など。

 秋は寒暖差が激しくなることから、呼吸器系にトラブルが出やすい時期です。

秋の花粉によるアレルギー症状が出始める方もいらっしゃるでしょう。

まだ暑さが残る時期ですが、この時期に冷たい物を摂りすぎると、

冬に不調をきたします。

また、秋の五臓である「肺」が乾燥すると

  • 咳がでる
  • 疲れがとれない
  • やる気が出ない

など様々な不調につながってしまいます。

  • 早寝早起き
  • 安らかに、淡々と

京都

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秋の養生

ゆったりと

自分に言い聞かせる

お灸で鎮める

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秋の楽しみごと「行合の空」

行合(ゆきあい)の空は

夏から秋へと移り変わるこの季節

夏の入道雲と秋のうろこ雲が同時に見られる

ふたつの季節が入り交じるように”行き会う”空のことだそうです。

食べ物で言う

”はしり”と”なごり”みたいなものでしょうか(*^_^*)

なんとも趣のある、きれいな言葉ですね。

 ○少しずつ高くなっていく空を見上げる

 ○季節の移ろい感じる

養生にとっても、とても効果的なんです!

  • 上を向いて歩いたり
  • 空を見上げることで

背筋が伸びて

胸が広がるので

呼吸が深まり

体全体がゆるまりやすくなります!(^^)!

また、上を向いて歩いてみると

なにか新しい”発見”があるかも!

ついつい忙しさで、一心不乱に目的地まで歩く。

スマホを見ながらなど、

周りの景色を見逃しているものです。

ぜひ、意識して目線を上げて歩いてみましょう!

「こんなお店ができてる!」

「こんな看板あったんだ」

など、新しい発見を楽しんでくださいね!(^^)!

この季節ならではの

”ささやかな愉しみごと”

「行合の空」を見上げてみませんか?

スマホ首の予防にも

首・肩のストレッチを

秋は肺 そして「悲しみ」

悲しいのは秋のせい

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立秋 「百病皆休」

百病とは様々な疾病のこと。

立秋には「邪気たちが休むよ」という意味で

賞味期限が切れたサプリメントやお薬を捨てて

断捨離すると良いと言われています。

お家にあるものをチェックしてみてくださいね。

薬の有効期限の一応の目安は、次のとおりです。

錠剤・カプセル・軟膏・坐薬:6ヶ月~1年位
粉薬・顆粒:6ヶ月~1年位
水薬:冷蔵庫で1週間~10日位

ただし、処方薬は何日分の薬なのかを知らされるはずですね。

処方薬は決められた期間で飲みきるように考えられていますので、

飲み残しがないように使いましょう。

薬の大敵は

光・温度・湿度!

この3つに気をつけて保管しましょう。

①光で分解!薬は直射日光を避けよう

薬の中にはビタミンB2のように、光に弱い成分を使用したものは多いです。

基本的に薬は買った時の箱に入れておいたり、

薬箱を使ったりと直射日光を避けて保管してください。

②車内は厳禁!温度変化にも気をつけて

通常の錠剤やカプセル剤であれば室温保存と指定されています。

室温とは1〜30℃で、できればあまり温度が変わらない場所がベストです。

凍ってしまうような野外や夏の車の中のような過酷な場所は避けてください。

③乾燥剤を有効利用!ジメジメしたところに置くとカビてしまうかも

湿度については、なるべく乾燥している場所が望ましいです。

乾燥している薬は湿度の高いところでは空気中の湿気を吸ってしまいます。

湿気を含んだ薬は成分が分解してしまったり、

カビが生えてしまったりと良いことがありません。

お菓子についてきた乾燥剤を一緒に入れて保管すると、

湿気から薬を守れるのでおすすめの保管方法です。

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足すよりへらす

夏の果て

秋の隣

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秋の養生 「冬病夏治」

「拝啓 三伏(さんぷく)の候...」

という時候の挨拶ではじまるのが、昔の暑中見舞いの定番だったそうです。

「三伏(さんぷく)」とは、陰陽五行説において、

夏至以降の三つの庚(かのえ)の日の総称です。
夏の勢いがとても盛んで秋の気配を降伏させるという意味があり、

夏の最も暑い時期のことをいいます。

今年の三伏は

初伏(しょふく):7月11日 梅雨明け前

中伏(ちゅうふく):7月21日 梅雨明け頃

末伏(まっぷく):8月10日 立秋後

初伏・中伏・末伏を合わせてこの1ヵ月くらいを「三伏」と呼びます

この時期暑いからといって冷房で身体を冷やしすぎたり、

冷たい物を摂りがちですが

東洋医学では

「冬の病は夏に治す」冬病夏治(とうびょうかじ)と

いわれています。

季節の変わり目でもあり、

身体を労わる節目でもありますので

温かい食べ物や飲み物も取り入れたいものです。

中国ではこの時期に「三伏貼」という生薬のシップを貼って

発汗を促し体の底の冷えをとり、

新陳代謝をアップして冬の季節も健康に過ごしていたそうです。

韓国では「三伏」の日に、

あえてあたたかい参鶏湯(サムゲタン・鶏のスープ)などを食べるのも、

同じような理由からです。

貼り薬ではないけれど、

夏のお灸もお役に立ちます!

どうぞご自愛ください(*^_^*)

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冬の病は夏に治す

しもやけ

まだまだ暑い!

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夏の養生 熱中症予防に”朝ごはん”

暑い日が続きますね。

皆さんいろいろと熱中症予防されていると思いますが

私がおすすめしたいのは

「朝ごはん」です!

朝自宅を出るまでにできる1番の熱中症予防が、

ズバリ「朝ごはん」。

ごはんとお味噌汁の食事なら約500mlの水分をとることができます

(お米はたっぷりの水で炊くので水分リッチ!)。

さらに、果物やお茶を加えれば1食で700mlも水分チャージが可能!

パンと目玉焼き、サラダなどの欧米型朝食の水分量は約200mlと半分以下です。

パン中心の朝ごはんならばスープをつける、

トマトやきゅうりなどの水分の多い夏野菜を足すなど工夫をしましょう。

人は寝ている間も大量に汗をかくので、

寝起きの体は水分が失われたカラカラの砂漠状態。

(たとえば体重50キロの人が7時間睡眠した場合

525mlの脱水をしています。

これは汗や呼吸、膀胱に溜まる尿によるものです)

そのままでは肌や唇がカサカサになるだけでなく、

便秘がちになってしまう可能性もあります。

汗をかくことがわかっている日は

塩分やミネラルを失いすぎないよう、

ごま塩おにぎりやお茶漬けなどもおすすめです。

熱中症対策になる朝ごはんのすすめ

熱中症予防にも役立つ朝食の例をご紹介します!

お味噌汁、スープ

水分、塩分を補います。

具沢山のお味噌汁にすれば、栄養チャージ+野菜のミネラルやビタミンも摂れる立派な一品に。

※手作りにこだわらず、お手軽インスタント味噌汁に乾燥わかめなどササッと!でOK

■冷たいお茶漬け

忙しい朝におすすめなのがお茶づけ。

ご飯の上に、鮭フレークや梅干し、桜エビ、しらすなどを乗せてお茶を注ぎ入れるだけ。

暑い夏におすすめなのが冷たいお茶やだし汁でつくる、

冷たいお茶漬け。

暑くて食欲のない朝でも、すっきりといただけます。

ただし、よく噛んでくださいね!(^^)!

流し込みは、胃腸の負担になってしまいます。

■フルーツ

フルーツにも、水分やビタミン・ミネラルが豊富です。

朝ごはんにフルーツを少しプラスするだけでも、

食事から摂れる水分量・栄養はグンとアップしますよ。

※前日にむいておく、冷凍しておくなどお手軽に!

熱を身体の外へ逃がしてくれる果物

※すいか・キウイ・パイナップル・バナナ・メロン・いちじく など

熱中症予防にはこまめな水分補給とよく言われますが、

食事をしっかり食べることも予防につながります。

少しでも食べておくと安心ですよ。

もう一つ、大事な熱中症予防は

寝不足をしないこと

睡眠不足になると、体温調節機能が低下し

熱中症になりやすくなります。

夏バテ予防

熱中症予防

夏の養生

食う!寝る!遊ぶ!

どうせなら楽しく♪

梅干し、買いました♪

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夏の養生 土用の丑

2023年の「土用の丑」は7月30日

うなぎが楽しみですが、実はうなぎ以外にたくさんの楽しみがあります!

土用とは

立春、立夏、立秋、立冬の前のおよそ18日間をさし、雑節のひとつです。

これは、古代中国の陰陽五行説において、

万物は木・火・土・金・水の五元素からできているとされ、

それを季節にあてはめた場合、木=春、火=夏、金=秋、水=冬となり、

土を四季の変わり目に配して土用としたことに由来します。

つまり土用は「季節の変わり目」=「調子が悪くなる時期」

だから食養生もしていきましょう!

土用の食べ物:うなぎなど「う」のつくもの

土用の丑の日にちなみ、「う」のつくものを食べて精をつけ、無病息災を祈願します。

うなぎはその代表です。

【うなぎ】

土用の丑の日の食べ物、うなぎ料理で滋養強壮、夏バテ防止!

うなぎ料理で滋養強壮、夏バテ防止!

タンパク質、ビタミンなどをたっぷり含み、栄養豊富で精がつきます。

万葉集に、夏に負けないようにとうなぎを勧める歌があるほどです。

大伴家持が痩せこけた知人の夏痩せ防止にうなぎを勧める歌があり(※)、

かなり古くからうなぎが滋養強壮に効く食べものとして注目されていたことがわかります。


※「石麻呂に 吾れもの申す 夏痩せに よしといふものぞ 鰻とり食せ」
=「石麻呂(いわまろ)さんに私(家持)は物を申し上げます、

夏痩せによく効くといわれているものですぞ、鰻を獲って食べなさい」


※「痩す痩すも 生けらばあらむを 将(はた)やはた 鰻を漁ると 河に流れな」
=「痩せながらでも生きている方が良いでしょう、

万が一鰻を獲ろうとして河に流れてはいけませんよ」

土用の丑の日にうなぎを食べると諸病にかからないという言い伝えを広めたのは、

江戸時代の蘭学者・平賀源内だと言われていますが、ほかにも諸説あります。

【梅干し】

土用の丑の日の食べ物、梅干しで疲労回復、食欲増進

梅干しで疲労回復、食欲増進!

梅干しも土用の丑の日の食べ物のひとつ。

クエン酸が疲れをとり、食欲を増進するため、夏バテを防ぎます。

6月に漬けこんだ梅は、土用に天干しされて梅干しになります。

また、「三日三晩の土用干し」といわれ、夜露にあてる場合もあります。

【瓜】

土用の丑の日の食べ物、胡瓜・西瓜・南瓜・冬瓜・苦瓜

胡瓜(きゅうり)、西瓜(すいか)、南瓜(かぼちゃ)、

冬瓜(とうがん)、苦瓜(にがうり)なども土用の丑の日の食べ物です。

夏が旬の瓜類は栄養価が高く、体の熱をとったり、利尿作用でバランスを整えるなど、

夏の身体に適しています。

【うどん】

土用の丑の日の食べ物、うどん

小麦の収穫期は夏です。うどんも土用の丑の日の食べ物です。

さっぱりとして食べやすいため、暑い中でも食が進みます。

土用の食べ物:土用餅(どようもち)

土用餅とは、土用の丑の日の食べ物

土用餅とは、土用に食べるあんころ餅のこと

その昔、宮中で、暑気あたりをしないよう、ガガイモの葉を煮出した汁で餅米の粉を練り、

丸めた餅を味噌汁に入れたものを土用の入りに食べるという風習がありました。

江戸時代になると、餅を小豆餡で包んだあんころ餅に変わりました。

お餅は力餅、小豆は赤色が魔除けに通じるため、

土用餅を食べると、暑さに負けず無病息災で過ごせるといわれています。

土用の食べ物:土用しじみ

土用の丑の日の食べ物、「土用しじみは腹薬」

昔から「土用しじみは腹薬」といわれています
しじみには冬が旬の寒しじみと、夏が旬の土用しじみがあります。

栄養価が高く、肝臓の働きを助けることから「土用しじみは腹薬」と呼ばれています。

土用の食べ物:土用卵

土用の丑の日の食べ物、土用卵

昔から栄養がある食べものといえば卵。

土用に産み落とされた卵を土用卵といいます。

卵は栄養価が高いため、うなぎと同じように精がつく食べ物とされ、

土用に卵を食べるようになりました。

土用の風習:丑湯(うしゆ)

丑湯は土用の丑の日に桃の葉などの薬草を入れたお風呂に入ることで、

疲労回復と無病息災に通じます。

いずれも蒸し暑い日本の夏を乗り切るための、先人の知恵といえますね。

夏真っ盛りでも、冷房の効いた室内で過ごすと、体が芯から冷えてしまいます。

クーラーで冷えた体を温めてください。

土用の風習:土用灸(どようきゅう)

夏の土用にお灸をすえると特に効果があるといわれます。

京都は右京区鳴滝の三宝寺でほうろく灸が行われます。

ちょうど夏の疲れが出てくるとき。

体をいたわる頃合いです。

お灸に限らず、首をぐるっと回したり、胸を開いて肩を回したり。

それだけでもコリが和らぎます。

あん梅でも全力で!お灸します!(^^)!

ちなみに

8月2日と2月2日は「二日灸」

季節の養生

暦は楽しい

暑中見舞い申し上げます

お灸の養生

お風呂も大切

京都

鍼灸

「赤福」食べたい

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夏の養生 骨盤のゆがみ3 ととのえる方法

骨盤がゆるむ・緊張する理由

① ストレスによる筋肉の緊張=骨盤の位置を変える ⇒ゆるめる・温める

② 筋肉が少なくなっている=高齢者・尿漏れなど ⇒筋肉を鍛える

③ 骨盤内の内臓(子宮など)機能の低下 ⇒内臓を整える

姿勢を保つ抗重力筋

身体のお腹側と背中側の筋肉が引っ張りあいながら、

姿勢を保っています。

①ストレスによる筋肉の緊張

少しだけ筋肉の話におつきあいください。

筋肉にはストレスに敏感な筋肉があります。

それが「抗重力筋」です。

緊張すると無意識に肩に力が入っていることありますよね。

それがそうです!

筋肉には脳とやりとりするために、いろいろな神経が存在しています。

その中には「交感神経」がきており、交感神経がたかぶると(戦闘状態)

筋肉が緊張して体が硬く、緊張します。

骨盤のまわりにはたくさんの抗重力筋がついています。

なのでストレスがあると骨盤は変形しやすいのです。

そしてもう1つ。

筋肉は2つで1つのペアーなんです!

たとえば、腕を曲げ伸ばしするときには

縮んで曲げる筋肉と、伸びて伸ばす筋肉があります。

結論

硬い筋肉・強い筋肉=鍼・マッサージ・ストレッチでゆるめる

反対側の(弱い)筋肉=筋肉トレーニングで鍛える

 両方やる!

前と後ろの筋肉のバランスが一緒であれば、骨盤は真ん中にきます。

前または後ろの筋肉が運動で増えすぎると、増えた方向に傾きます。

どちらかが減ると、減ったのと反対側にひっぱられて骨盤が動きます。

A.前傾の方(ぽっこりお腹・そり腰)

腸腰筋のストレッチ

反対側の”殿筋”を鍛える

※腸腰筋のストレッチでゆるめ、反対の殿筋を鍛える。

順番として、2週間ストレッチをして、その後殿筋を鍛えることがおすすめ。

腸腰筋のストレッチ

 立て膝で足をつき、身体を前に倒す。

 お腹についている筋肉を伸ばすイメージで!

 いた気持ちいい程度に

 両側やる!

反対側の殿筋・ハムストリング(太ももの裏側)の筋トレ バックキック

 四つん這いになり、片方の脚を水平に上げてまっすぐ伸ばす

 この状態を5~10秒ほど維持する

 ※このとき、骨盤が上下左右に傾かないように、しっかり固定するよう意識して!

 5~10秒を1セットとして、5セットほど行うようにしましょう

※ストレッチを先に2週間ほど行った後に、鍛えるようにしましょう

筋トレは1ヶ月くらいしないと、筋肉はつきません

硬い筋肉を鍼でゆるめることはできますが、反対側の筋肉を

鍛えることで完成します。

若い方の骨盤矯正やダイエット、産後のケアにも有効です!

B.後傾の方

ハムストリング(太ももの裏側)のストレッチ=ゆるめる

骨盤と大腿部を結ぶ筋肉です。

この筋肉が硬くなると、骨盤が後ろに倒れて「猫背」の姿勢に

仰向けの状態から、片方の脚を垂直に上げ、まっすぐ伸ばす

上げた脚の膝裏に手をまわし、イタ気持ちいいと感じるところまで

ゆっくりと膝を伸ばします

この状態を5~10秒ほど

左右行います

※イタ気持ちいい程度に伸ばす。

できるだけ反対側の脚が浮かないように注意して

5秒1セットとして、5セットほど毎日行うようにしましょう!

⇒伸ばしても痛くなくなったら、

反対側の太ももの前側(大腿四頭筋)を鍛えます

大腿四頭筋の筋トレ

椅子に座って、膝を伸ばしまっすぐ上げる

その状態を5~10秒キープ

5~10秒を1回とし、5回行うようにしましょう

慣れてきた人は、足首に重りを巻くなどして負荷を大きくしてもいいです

※大腿四頭筋の筋トレは変形性膝関節症の訓練にもなります

筋肉のすごいこと!

  • 筋肉がこわれて修復されるとき(筋肉痛)若返りホルモンがでる!
  • 筋肉が刺激されるとインスリンなどのホルモンがです! 更年期で減少する女性ホルモンを増やす作用も!
  • 筋肉の刺激は うつ病抑制、脳卒中の減少、アルツハイマー予防、血圧低下、がん発症率低下、膵臓・肝臓機能改善、免疫亢進など

いっぱいイイコトがあります!

 筋肉が少なくなっている=高齢者・尿漏れなど ⇒筋肉を鍛える

有酸素運動の例(踏み台昇降)

※台の高さは10cm〜20cmが適当

  • どちらの足からでもよいので、踏み台にのる。
  • 登った足から降りる。
  • 次は、1の反対の足からのる…

体幹を鍛えるハンドニー

ハンドニー

四つん這いから右手・左足をそれぞれ平行となるように伸ばす

1回に5~10秒を10回ほど行います

左右行います

※手から脚がまっすぐになるように意識して

骨盤の位置が変化すると、骨盤底筋も変化します

③ 骨盤内の内臓(子宮など)機能の低下 ⇒内臓を整える

腰に負担をかける座り方

実は座っている状態が1番腰に負担がかかっています!

デスクワークの時や、お家で座っている時は

同じ姿勢が長時間続かないよう、

途中で立ち上がる

休憩をはさむ

などしてください。

椅子の背中にクッションを挟んだり

足置きを使ったり、骨盤を立てるように工夫しましょう

ポキポキ鳴らすことが「骨盤矯正」ではありません!

腰痛・肩こり予防

きれいなスタイル

筋トレ

ストレッチ

腸腰筋

大腿四頭筋

殿筋

ゆるめる

鍛える

いつでもできる

無理なくできる

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夏の養生 骨盤のゆがみ2 あなたの骨盤チェック

あなたはどのタイプ?

①立って確認する前傾・後傾

壁と背中の間がどれくらい空いているかをチェックします

壁にお尻と頭、かかとをつける

壁と腰のすきまに手を入れます。

●前傾:こぶし(ぐー)が縦か横に入る

●後傾:手のひらより狭い

●正常:ネコの手が入る

左右の傾きの確認方法

裸の状態で両足裏を地面につけて鏡の前に立ち、腰骨に親指を水平に当てて

左右の高さを見比べます。

●左右の傾き
左右の腰骨のどちらかが高く上がっている状態。

バッグを片方の肩にかけ続ける動作や、脚を組む側が同じなど日常動作の癖が主な原因。

②その場で閉眼、50歩の足踏み

床に十字に養生テープで印をつける

玄関マットなどの上でも大丈夫です

  1. 半径1-2メートル内に何も物がない平らな場所に立ち、目をつぶります。
  2. 目を閉じたまま、その場で50回足踏みを行ないます。
  3. 目を開いて立ち位置を確認します。

※足はなるべく高く上げます

はじめはあまり変わらず、だんだん移動していきます

元の位置からズレている場合その方向に骨盤がずれている可能性があります。
(例えば、足踏み後の立ち位置が元の位置よりも右側にズレていた場合、

右の骨盤が上がっている場合があります)

③寝て行う骨盤チェック

  1. 仰向けの状態でかかとを合わせます
  2. このとき身体に力が入らないようにします
  3. ここで両つま先の開き方の左右差を確認します
  4. 足が開いた角度が80°~90°程度が理想的な角度になります

角度がそれより大きい場合…骨盤後傾

小さい場合…骨盤前傾の可能性があります。

ご高齢で足踏みや立位が保てない方には、靴の裏を見る方法もあります

つま先が擦り減っている人=骨盤前傾タイプ

つま先が擦り減っている人は骨盤が前に傾いている状態のため、

体重が前にかかりやすくなっています。

普段ヒールを履く人に多く、外反母趾にも繋がりやすいタイプです。

また、骨盤が前に傾くと腰が反りやすく反り腰や腰痛も招きやすいです。

かかとが擦り減っている人=骨盤後傾タイプ

かかとが全体的に擦り減っている人は骨盤が後ろに傾いている状態のため、

体重が後ろにかかりやすくなっています。

骨盤が後ろに倒れるのは腹筋の衰えも関係し、下腹が出やすくなります。

また猫背の人が多いです。

かかとの外側が擦り減っている人=骨盤開きタイプ

かかとの外側が擦り減っている人は骨盤が外側に開いてる状態のため、

外側に体重がかかりやすくなっています。

そのため、脚の筋肉も外側ばかり発達しやすくなり、

脚がパンパンに見えやすいです。

また内側の筋肉の衰えや股関節も外側にいきやすいことからO脚にも繋がります。

かかとの内側が擦り減っている人=骨盤閉じタイプ

かかとの内側が擦り減っている人は骨盤が内側に閉じている(廻っている)状態のため、

内側に体重がかかりやすくなっています。

股関節の位置が内側になるため、X脚になりやすかったり、

内股になりやすく関節を痛めやすいです。

体のゆがみの原因は?

A 体を支える筋肉への過剰な負担など

背骨と骨盤は、頸椎のまわりにある僧帽筋や

腹部を包む腹横筋、お尻にある大殿筋などの筋肉により支えられています。

そして動作によって筋肉を緩めたり、縮めたりしながら、

骨を正常な位置に戻し、体のバランスを保っています。

しかし筋肉への過剰な負担や、筋力の低下、硬直などが起こると、

背骨や骨盤が傾き、体はゆがんだ状態になります。

ゆがみが生じる主な原因は、次の通りです。

●悪い姿勢
猫背や反り腰、脚を組むなど。

●長時間の同じ姿勢
デスクワークや車の運転など。

●一部の筋肉を酷使する動作
バッグを片方の肩にかけ続けるような、日常動作の癖など。

●運動不足
筋肉量が減り、筋力が低下することにより、骨格を支える力が弱くなる。

●冷え
血管が収縮して血液循環が悪化し、筋肉が硬くなる。

●ストレス
自律神経のバランスが崩れて、血液循環が悪化することにより筋肉が硬くなる。

皆さん、心あたりがあるのでは??

私はありありです(-_-;)

 体がゆがむとどんな影響があるの?

A  肩こりや腰痛など様々な症状の引き金に

体にゆがみが生じることによって、次のような症状を引き起こしやすくなります。

●肩こりや腰痛
 起こりやすい症状の1つ

背骨のS字カーブが崩れると、僧帽筋や背筋などに負担がかかる。

すると筋肉が緊張し、こりや痛みが生じる。

●胃もたれ
 骨盤が前後に傾くことで、正常な位置で内臓を支えられず、

全体に下がってしまい逆流性食道炎になることも。

下腹もぽっこり出やすくなる。

●冷え
骨盤の内側を通っている血管が骨盤の傾きによって圧迫されると、

血液循環が悪化し、下半身の冷えを起こしやすくなる。

●月経痛
内臓が下がると、子宮や卵巣などを圧迫。

女性ホルモンのバランスが崩れ、月経痛などの月経トラブルを招く。


また、体のゆがみはボディラインにも影響を与え、実年齢よりも老けて見えてしまうことがあります。それには、次の要因が関係してきます。

●胸の位置が下がる
 猫背などによって、胸まわりの筋肉の張りがなくなり、

胸の位置が全体的に下がってしまう。

●お尻が下がる
 骨盤が傾くことで、大殿筋などの筋肉が緩み、筋力も低下。

お尻の位置が全体的に下がってしまう。

●脚の長さが変わる
骨盤が傾き、股関節の位置が変わることで、左右の脚の長さが違う状態に。

O脚やX脚も招き、バランスの悪い体型や姿勢になる。

体のゆがみを招く様々な症状

排泄にも影響するゆがみ

骨盤が傾き、内臓が下がってしまうと、

「骨盤底筋群」という骨盤内の下部で内臓を支え、尿や排便の促進・抑制を行う筋肉を圧迫。

すると下垂した内臓の重みによって、この筋肉がうまく機能しなくなり、

尿失禁や便秘を招きやすくなります。

※顔のむくみ・たるみの原因にも

骨盤の上には背骨があり、その上に頭蓋骨が乗っています。

つまり骨盤のゆがみは姿勢だけでなく、首、肩に影響を与えることから

顔のむくみ・たるみの原因にもなります。

そのお話はまた別の機会に(*^_^*)

次回はお待たせ!

対処法についてです!(^^)!

京都

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骨盤矯正は力技ではありません

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夏の養生 骨盤のゆがみ1 骨がゆがむのではありません! 

骨盤周囲の筋肉が骨盤を決めます!

女性の患者様から

●出産後に「骨盤がゆがんでいる」と言われ骨盤矯正を受けました

●足の長さが左右違っていると言われて、矯正してもらいました

というようなお話はよく聞きます。

ちょっと待ってください!

骨盤治療について、1回整理させてくださいね。

骨盤は、腰椎(背骨の腰の部分)の下にある仙骨を中心に、

両脇に大きく広がる腸骨、それに恥骨や坐骨など複数の骨によって構成されています。
それらの骨は、関節や靭帯、筋肉によって支えられていますが、

なんらかの理由(運動による衝撃、習慣的な悪い姿勢、出産など)によって、

結合部がずれたり、ゆるんだり、あるいは骨の向きが傾いたりすることがあります。

そうした状態の総称が、骨盤のゆがみです。

ゆがみが起こる場所によって、腰や筋肉、内臓などが影響を受けるため、

人によってさまざまな症状がみられます。

①骨盤治療のイメージは「骨盤矯正」

 ⇒骨をポキポキ鳴らして調整する

②多くの筋肉が骨盤にくっついているため

③骨の周りについている筋肉をストレッチし、元の位置に戻すことが矯正

④骨盤はゆがまない⇒骨盤はずれる

⑤骨盤矯正はストレッチや筋トレで可能

骨盤の位置を治す:鍼灸師はしません

骨盤の周りの筋肉をゆるめていく:鍼灸師もできます

骨盤の位置によって周りの筋肉がひっぱる

筋肉を調整することで、骨の位置が変わります

骨の位置が変われば、体のラインも変わります

 ⇒「筋肉を調整するため」に鍼をします

骨盤がゆがむと体調や体型の変化がでやすくなります

骨盤の上には背骨

骨盤の下には股関節

骨盤の内側には骨盤内臓器(腸・膀胱・生殖器)

内臓(便秘や下痢、お腹のはりなど)

泌尿器系(頻尿、膀胱炎など)

生殖器(生理不順、更年期など)

循環(冷え症、むくみなど)

姿勢を保つにはたくさんの筋肉が働いています

骨盤の前傾・後傾は、体の前・後ろについている筋肉のどちらかが関係しています。

どちらかが緊張(硬くなっている)していると、反対側は弱く、

強い側にひっぱられて傾きます。

慢性的に痛みのある患者様はそのストレスで体が硬くなりがちです。

強い筋肉(硬い筋肉)を鍼・マッサージ・ストレッチでゆるめる

※反対側の弱い筋肉を筋トレで鍛える

 両方するのが大切です!

骨盤にはバイオリズムがある

骨盤は常に同じ状態にあるわけではありません。

日、月、年(季節)によって開閉する周期があり、その時々によって体の状態も変わっていきます。

一般に骨盤が締まっているときはやる気に満ちて活動に適しており、

緩んでいるときは体内に老廃物がたまりやすく体調不良を招きやすいと言われています。

夏は骨盤が緩みやすい時期です。

骨盤を起因とする好不調の波を把握しておくことで、日々の体調管理にも役立ちます。

次回はあなたの骨盤の状態をしる方法をお伝えします!(^^)!

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